過去に掲載していたブログは以下に順に掲載されています。
みなさまこんにちは!
今日は大変嬉しいご報告です!
当法人が道徳×防災に関する教育活動を支援している、燕市立小池中学校での取り組みが、昨日の日本教育新聞に掲載されました!
当法人名も記事の中で紹介して下さっています。大変ありがたい限りです。
お時間のある方はぜひご一読ください!
2021年6月16日(水)13:02~15:15
今から57年前の新潟地震が発生した日、新潟市立西川中学校にて、全校生徒を対象に「避難訓練形式の体験的防災学習」を実施しました。
従来の避難訓練とは異なり、先生方は原則生徒へ避難誘導をせず、生徒自らが安全な避難経路を通って、指定の避難場所まで避難する訓練を行いました。
いつも通りのお昼休み、各教室や廊下、体育館で過ごしている中、放送で緊急地震速報を流し、その場で自分の身を守る行動を取るよう指示を出しました。
その場ですぐ頭を守る子、ただ立ち尽くす子など反応は様々で、余震という設定で再度緊急地震速報を流すと、さらに戸惑っている子も多くいました。
また、校内に危険箇所を4か所作り、自主的に避難経路を考える活動も実施。煙発生器で火災を設定し、生徒さん達は「え!ここも通れない!」と迷いつつ、避難場所のグラウンドまで生徒全員無事に避難しました。
訓練後は、地震発生時の校内の危険箇所を調べるワークショップを実施。普段とは違う角度で校内を探検し、多くの気付きを発見できたようです。
今回初めての訓練に戸惑う姿も見られましたが、自分で自分の命を守る大切さ、難しさを実感できたのではないかと思います。「自分の命を守ることを絶対に諦めないこと」このことを生徒さん達にはこの先もずっと忘れず、心に留めてほしいと願っています。
2021年6月4日(金)14:00~15:30
新潟市立白南中学校にて、全校生徒を対象に「防災レクリエーション」を実施しました。
地震によるまちの被害や避難所の様子を学習後、学年混合班で移動しながら、3つのコーナーを体験しました。
①自地域の写真から、その場所で地震が発生した時の危険箇所と避難行動を考える活動
②避難所生活で役立つダンボールパーテーションやパーソナルテント(着替えやトイレ) 等の組み立て体験
③車いす体験・毛布で応急担架体験
避難所生活で役に立つパーソナルテント等の組み立てた体験は、「南区防災士の会」の方々に講師をお引き受け頂きました。中学生の若い力は、災害発生時に大きな頼りになります。中学生の皆さんにできることとして、この経験をもしもの時にぜひ活かして欲しいと思います。
2020年11月21日(土)10:00~11:00
「子育ての駅やまっこ」にて、土砂災害をテーマに親子防災講座を実施しました。
土砂災害の前触れや実際の被害について、体験談の映像を紹介。
その後、参加者の居住地域ごとの「土砂災害ハザードマップ」を用意し、危険箇所や避難場所について参加者全員で話し合いました。
中越地震を中学生の時に経験されている参加者の方から、自宅近くで「ゴーー」という不気味な音が鳴り響き、不安で夜中眠れなかったお話を聞かせていただきました。
中越地震当時の山古志の様子など、地域住民同士だからこそ分かり合える経験談や今後の不安事を話し合える良い機会となりました。
2020年11月7日(土)10:00~11:30
新潟市立赤塚小学校にて、赤塚小学校・木山小学校の子どもたち・その保護者を対象に、令和2年度新潟市「こどもプロジェクト2020」事業として、「地域の食材を使った防災食(パッククッキング)とペットボトルランタン作り」の講座を実施しました。
まずは地域の方から、赤塚地区の特産品である「いもジェンヌ」「赤塚大根」について紹介して頂きました。
コロナ禍のため、地域の食材を使用したパッククッキングの調理方法を講師が実演し、参加者はブロックを使い、お米の洗い方や空気の抜き方など一緒に体験しました。
その後、防災グッズ作りとしてペットボトルランタンを作成しました。「いもジェンヌ」や「赤塚大根」を絵に描く子がいたり、色とりどりのオリジナルのランタンが完成しました。
参加者から「赤塚地区について学ぶ機会があってよかったです。災害について改めて意識したいと 思いました」「今年はコロナで行事やイベントが中止になり、久しぶりに子供と参加することができて 良かったです。」との声がありました。
まだまだ感染の不安が消えない状況ですが、コロナ禍でも試行錯誤しながら、親子で楽しく参加できるイベントを開催できればと考えています!
日 時:令和2年11月18日(水)14:30~16:45
会 場:ユートピアくびき 希望館(新潟県上越市)
参加者:69名(上越市内小・中学校の管理職または防災教育担当職員
上越市教育委員会主催の防災教育研修会にて、防災・防災教育ではおなじみのツールとなりつつある、避難所運営ゲームHUG(ハグ)の体験と、その体験から「子どもは何を学ぶのか?どのような力を育める可能性があるのか?」を考えるワークショップを実施しました。
体験後にグループで悩んだ対応等の全体共有と災害時の避難所での実例紹介。同様の課題を児童・生徒はどのように考え、対応したか。どのようなことを大切だと考えたか等の紹介を交えながら、「何を学ぶのか?どのような力を育む機会になりそうか?」等を皆で問い、最後に今日のハーベスト(収穫)を共有しました。参加者の皆様からは、ほぼ100%肯定的な評価をいただき、大変恐縮です。令和3年度も引き続きサポートさせていただきます。
【参加者の声】
・防災教育は「教師が指導する面」よりも、やはり「子どもが何をどう主体的に学ぶのか」が強く問われると考えました。このことを再確認できたことが、今回の研修の成果となりました。貴重な機会をありがとうございました。(小学校 校長)
・自校の災害への備えや対応マニュアル等について今一度見直そうと考える機会となりました。東日本大震災から10 年目を迎える今年度に、「防災」やそれを通した「自助・共助」などをテーマとして総合的な学習の時間を展開している学校も多くあると思います。当校でも5 年生がそういったテーマで活動しているので、今回の研修の内容を伝えたいと思います。(小学校 教諭)
・HUG体験は3 回目であったが、コロナ禍の影響を受けてからの避難所開設の難しさを痛感できた。情報の管理と運営について、必要な支援が届くようにしていくことが大事と思いました。実体験に基づいた学びが、子どもの深い学びにつながっていることが分かりました。(中学校 教頭)
・避難所運営ゲームは、今までに経験のない体験でした。限られたスペース、様々な背景や事情を抱えた避難者、過ぎていく時間など、待ったなしで素早い判断を次々としていかなくてはいけない難しさを痛感しました。
また、同じ課題に直面した際の小中学生の答えも印象的でした。まさに、「答えのない課題」だなと思い、生きる力を身に付け伸ばしていくのにとても良いと感じました。(中学校 教諭)
2020年12月4日(金)13:30~15:20
新潟県立白根高校にて、3年生を対象に「災害時の避難所で高校生にできることは?」をテーマに体験活動を行いました。
災害時の避難所の様子や新型コロナウイルス感染対策について知り、避難所運営に関わる人は、被災者と同様に不安や悩みを抱えていることを確認しました。
その後、グループで移動しながら2つのコーナー(①車いすの操作体験②ダンボールベッド作り体験)を実施。
体験活動を通して、災害時の避難所で自分にできることについて「認知症の祖母の介護援助をした経験を活かして、ご年配の方々の補助を積極的に行いたい」「不安な気持ちを持っている人に優しく声をかけて助けたい」「この経験を活かして災害時に自分から率先して行動していきたい」との発表がありました。
災害時は若い高校生の力が本当に必要です。いざという時、皆さんが活躍する姿を期待しています。
2020年11月15日(日)8:40~9:40
新潟市立味方中学校にて、全校生徒を対象に、洪水災害「マイ・タイムライン」の作成講座を行いました。
まずは平成23年新潟・福島豪雨時の中之口川の状況を確認。洪水ハザードマップから自地域の災害リスクや避難所を調べました。
中之口川の氾濫を想定し、以下①~④の状況(①平常時の準備②台風や前線が発生したら③警戒レベル3が発令したら④警戒レベル4が発令したら)において、どのような準備や行動をするか、グループで考えました。
洪水災害は予想できること・早めの適切な避難で命を守れることを確認し、家に帰ったら自分の家の避難行動計画(マイ・タイムライン)を家族で話し合うことを約束して講座を終了しました。
2020年11月10日(火)13:30~16:15
新潟市立月潟中学校にて、全校生徒を対象に「防災レクリエーション」を実施しました。
地震災害による被害写真や避難所の様子について確認後、学年別で移動しながら3つのコーナーを体験しました。
①自地域の写真から、その場所で地震が発生した時の危険箇所とその場所での避難行動を考える活動
②避難所生活で役立つ身近なものでの防災グッズ作り(ハンカチマスク・ダンボールパーテーション)
③起震車・水消火器体験
ダンボールパーテーション作りでは、早く作り終えた班が他の班の手伝いをしたり、パーテーションごとに寝転んで実際の様子を体験してみたり、どの学年も仲睦まじい様子に微笑ましくなりました。
災害時は助け合いの心が何より大切になります。しっかりコミュニケーションを取れている生徒さんの様子から、とても心強い気持ちになりました。
2020年11月26日(木)13:50~16:00(130分)
新潟市立巻西中学校の1年生を対象に、「防災×福祉」の視点から、災害時での要配慮者の支援方法や気持ちを学ぶ体験型防災学習プログラムを行いました。
災害時の避難所の様子や避難所での感染症対策について説明後、「感染予防対策グッズ(ハンカチマスク・感染症予防着)作り」を実施。
その後、「白杖を使用したブラインドウォーク・車いす操作体験」を2人1組で体験しました。
最後に、視覚障がいの方から「様々な人を安全に誘導できるように、この経験を活かしてください」との講評がありました。
参加者から「急なマスクが必要な時にできる感染予防対策グッズ作りも普段の生活に活かしていければいいなと思った」「周りに障がいをもっている人がいたら、どんな手助けをしたらいいのか考えて助けることが大切だと思った」など、災害時に関わらず、平常時においても大切な心構えを学習する機会になったのではと思います。
2020年11月6日(金)8:40~15:20(各90分×3コマ)
新潟市立巻東中学校の全校生徒を対象に、「避難所運営ゲームHUG」の防災講座を行いました。
災害時の避難所の様子や課題等を説明後。「HUG」を体験。班ごとに隊長・書記等の役割に分け、避難所の部屋割りの考え方や、起こり得るトラブルの対応策について、班内で話し合いながら進めました。
体験後、「①避難所の困りごと②その解決策」について班で話し合い、「①避難者が子どもだけだと心細い②他の子連れと一緒にする」など、具体的な解決策を考えてくれました。
参加者から「避難者への精神的にも身体的にも、できる限りのケアをしなければいけないということがわかった」との声があり、運営側の目線から避難所の課題を知り、その中で今自分にできることに気づくことができたのではと思います。
2021年4月22日(木)~23日(金)日帰り2日間
新発田市内の小学校の先生方を対象に、「新発田小学校防災キャンプ事前研修会@あかたにの家」を実施しました。
当日実施した「活用プログラム体験」はこちら↓
・ハザードマップを活用した学習
・水消火器の体験 ・毛布担架の作成・搬送体験
・身近なもので応急手当 ・新聞紙スリッパ作り
・ダンボールパーテーション作り
・避難所生活の困りごとを考える学習
・非常用持ち出し品を考える学習
・足湯体験 ・サバイバルクッキング体験
参加された先生方のアンケートから「子どもの活動を体験することで実施のイメージができた」「研修内容を参考に授業を組み立て、防災教育の内容を考えていきたい」など、より授業実践に近い内容で研修会を実施できたのではと思います。
昨年度は新発田市内の小学校 4校の防災キャンプのサポートをさせていただきました。
今年度も続々とサポート依頼が入ってきています。引き続き、新発田市内の子どもたちのために私たちにできることを精一杯務めさせていただきます!
2021年5月17日(月)13:35~14:05(30分)
今年度も「新潟市南区内中学校・高校防災学習支援業務」スタートしました!
南区内の中学校(計6校)・白根高校を対象に、学校さんや南区さんと相談し、防災学習を進めていきます。
昨日、白根第一中学校の全校生徒を対象に、地震想定の避難訓練後、「地震から自分の身を守る行動を考えよう!」をテーマに防災教室を行いました。
まずは映像や写真による地震の被害様子を紹介。
次に、学校内の調理室・音楽室・図書室の写真を使い、地震が発生した時の危険箇所と避難行動をグループで考えるワークショップを実施。
時間が短い中、生徒さん達は活発な意見交換をし「調理室のガス台が使用中なら危ないからすぐ離れた方がいい」「窓や倒れてくるもの、落ちてくるものから離れる」など、身近な場所から危険箇所や身を守る行動について多くの気付きを発表してくれました。
地震はいつ起きるか分からない。だからこそ、身近な場所から身を守る行動について、日頃から考えておくことが大切だと思います。避難訓練もワークショップも真剣に取り組んでいた白根第一中学校の皆さん。今回学習したことが自分の命やご家族、大切な人たちの命を守る行動につながりますように。。
長岡市立千手小学校の防災の日で学年別に防災学習を行いました。
2021年3月8日(月)
9:30~10:15(1年生)、10:35~11:20(2年生)
「災害時に役立つ身近な防災グッズを作る」
講師:ふるさと未来創造堂 中野明子、サポーター 池田鮎美
災害時の写真を見ながら、身近な物を工夫して役立つものを作る体験を行い、協力し、楽しみながら活動を行いました。
2021年3月9日(火)9:30~10:15(3年生)
「原子力災害時の屋内退避について知る」
2021年3月9日(火)10:35~11:20(6年生)
「長岡市で決められている避難方法を知る(原子力災害)」 講師:ふるさと未来創造堂 中野雅嗣
長岡市原子力防災ガイドブックや文部科学省の「小学生のための放射線副読本」を活用し、活動を行いました。
3年生は放射線測定器やクイズで放射線や放射性物質の特徴や原子力災害からの身の守り方を学んだ後、屋内退避での際に必要な防災グッズをグループで考えました。
6年生は副読本をグループのメンバーで読み解いたり、屋内退避について説明を聞いた後でグループで屋内退避をする時に気を付けることを話し合いました。
2021年3月11日(木)1限(4年1組)2限(4年2組)、2021年3月12日(金)1限(5年1組)2限(5年2組)
「中越地震の語り部に学ぼう」 講師:サポーター 吉原昌隆
災害時の様子、避難所の様子を写真等で見て、質問しながら話を聞きました。災害時から復興まで地域の協力・助け合いがあったことを知ることができました。
2021年1月29日(金)14:05~15:40
長岡市立栖吉小学校5年生の「中越地震への理解を深めるワークショップ」でお話をさせていただきました。
4グループに分かれ、4人の講師からお話を聞く活動です。
・行政で働かれていた児童の保護者からの行政対応や避難所のお話
・担任の先生からの震災時の先生の仕事や避難所生活をする住民の心得のお話
・玉手箱サポーター河内沙苗さんから災害ボランティアの経験談や避難所に住む人々の様子のお話
・ふるさと未来創造堂から中越地震の体験と避難所生活、災害時のボランティア経験のお話
10分お話を聞き、5分質問して、次のコーナーに移動です。
真剣な顔で相槌を打ちながらみなさん聞いていました。
「ボランティアをする時にどんなことを心がけたらよいですか」
「災害の後、元に戻るまでにはどのくらいかかるのですか」等、各グループ、質問がたくさん出ていました。
日 時:令和3年1月23日(土)13:30~15:30
会 場:新潟市豊栄地区公民館 大講堂
参加者:21名
昨年度に引き続き、新潟市豊栄地区公民館主催のコミュニティコーディネーター講座にて防災をテーマに講座を実施しました。
コミュニティコーディネーターに求められる役割として、「洪水ハザードマップの見方と自地域の洪水災害の危険性を知ること」
「自分と家族の具体的な事前の避難行動を考える活動を通じて、家庭や地域コミュニティにその学びを拡げること」の2点をねらいに、河川別ハザードマップの見方や洪水マイ・タイムラインの作成を体験していただきました。
皆さんの防災に対する関心の高さにビックリ!
今後広めていく活動も、可能な範囲でサポートしたいと思います。
【参加者の声】
・自分が思っていたことと、実際に災害に合う度合いの違うことに気づかされた。
・自治会長をしているので、今日学んだことを「自治会だより」などで紹介していきたいと思っている。また、自治会の避難計画作成に、タイムラインを取り入れていく必要があると思った。
・近くの住民に広めたい。一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。どうしたらできるのかな?消費者協会から始めようかな・・・わかりやすく話せるかな?・・不安だ。年に1回位講習会(防災について)の実施を希望します。
令和2年度長岡市立太田小学校6年生の総合学習をサポートしました。
①10/22(木)13:40~14:30 中越地震を知る
蓬平温泉よもやま館にて、中越地震の体験談をお聞きしました。
語り部:和泉屋 金内 智子 様、よもやま館 田中 郷子 様・田中 亮 様
バスの集落センターに避難していた時の様子。旅館の方が作ってくれたおにぎりやお味噌汁をお客さんだけでなく、みなさんに配り、涙を流して食べていたおばあさんの様子。当時、市内の別の場所にいた息子さんどんな行動を取ったか、ようやく会えた時の様子など、たくさんのお話を聞くことができました。
最後に「普段の山の暮らしが生きる技になっているし、日々の知恵と地域みんなの協力が災害時にも命を守ると実感した。その一方で、今は住む人が減ったり高齢者が増えている。きみたちのような子どもたちを中心に地域のコミュニケーションを増やしていけるといいな。」とメッセージをいただきました。
②11/11(水)山古志見学
「山古志復興交流館おらたる」にて、見学を行った後、山古志の農家レストラン多菜田の五十嵐なつ子さんより、中越地震時の避難の様子やレストランを始めた経緯などをお聞きしました。
「たくさんの人に助けてもらって本当にありがたかった。私たちがこの土地で元気で暮らしていることを見てもらうことが恩返しだと思った。」と山古志から元気を発信している五十嵐さんの作った山古志弁当をみなで食べ、午後からは青木勝さんより、アルパカ牧場見学と復興や田舎の豊かな暮らしについてのお話をうかがいました。
③12/9(金)10:55~13:00 災害食作り
これまでの活動を振り返り、自分でできることの一つとして、災害食作りを体験しました。
講師:玉手箱サポーター 池田鮎美、ふるさと未来創造堂 中野明子
「自分で作るとおいしい」とカレー、サラダ、パンケーキを完食!
ただ調理するだけでなく、水の節約、道具の工夫なども体験しました。
日時:令和2年10月25日(日)9:10~11:00
会場:長浦コミュニティセンター
参加者:新潟市北区長浦コミュニティ協議会(自主防災会役員・消防団員・民生児童委員等)48名
昨今、毎年発生している洪水災害を題材に18自治会役員で洪水災害時の避難行動やタイミングについて検討するワークショップを実施しました。
新潟市北区は令和元年10月の台風19号接近時、阿賀野川の水位上昇にともない、避難勧告(警戒レベル4)が発令されました。
阿賀野川の堤防が決壊するとこの地域はどうなるのか。また、その他にも関係河川が複数ある地域として、どの川が溢れると自分の地域ではどの程度の浸水が想定されているのか等を河川別ハザードマップで調べました。
自地域の洪水災害の危険性を把握し、今後の洪水災害に備えて、各自治会で今の状況や避難行動の開始等、様々な情報を地域住民に「いつ・どのタイミングで」「だれがだれに」「どのように伝えるか」等を検討しました。
検討終了後には、新型コロナ対策として購入したパーソナルテント等の設置訓練等も行いました。
【参加者の声】
・今まで自地域での一番危険な川は新井郷川だと思っていたが、今回河川別のハザードマップを確認して、阿賀野川が危険なことがよくわかった。
・川ごとに浸水する深さも範囲も違うので、どの川が危険かを把握し、自地域に合った対応を素早く伝える連絡網を整備する必要性を感じた。
2020年10月25日(日)に長岡市総合防災訓練が行われました。
四郎丸会場(コミュニティセンター)にて、「わが家の防災タイムライン」を活用した講座を担当しました。
ハザードマップを見て、自宅の浸水想定を確認し、
洪水災害の危険や命の守り方、避難情報や避難方法について説明した後、自宅・家族の状況等から自分の避難行動を考える活動を行いました。
川ごとの浸水想定の違いに驚かれていた方や、家族だけでなく支援者として「どのようなタイミングで」「どこに」避難するか考えていらっしゃる方もいました。
今後の地域での防災活動や家族との話し合いに生かしていただけたら幸いです。
見附市立葛巻小学校の令和2年度防災学習をサポートしました。
春に総合学習の流れについて先生と打合せを行い、担当する内容を決めていきました。
まずは、以前もブログに掲載しましたが、7、8月に長岡市栃尾にある「ふるさと交流広場」にて、ペットボトルで救助道具作りと実際に川に入り浮いて待ての体験を行いました。
そして、8月29日、30日は「くずまき防災サバイバル」として、2日間様々な体験活動を行いました。
◎1日目
・洪水災害の学習
消防士さん(保護者)から災害時の様子や救助について、写真を見せていただきながらお話を聞いたり、7.13水害を体験した人の映像を見たりして洪水災害について知りました。
・避難所の学習
避難所の写真や体験談を聞き、避難所の困りごとはどんなことがあるかグループで考えた後、「生活ルール班」「物資班」「環境デザイン班」に分かれ、避難生活を乗り切るために必要なことを考え、実際に体育館を避難所として準備を行いました。
◎2日目
・防災体験
午前3つ、午後3つの体験コーナーをグループで順番に体験しました。
運営は私たちだけでなく、サポーター(長岡市防災士)丸山隆さん、保護者のみなさまにと一緒に行いました。
消防士さんのロープ体験や毛布担架搬送体験、防災士の丸山さんと段ボールグッズ(パーテーションや椅子など)作りや防災グッズの展示・ペットボトルランタン作り、サバイバルクッキングで全員分のアルファ化米おにぎりを作る体験など、盛りだくさん!!
保護者のみなさまが各コーナーでサポートしながら、楽しみながら体験を行いました。
1日目にグループに分かれ、避難所での自分の役割や全体でのルールを考えたことで、「協力する」「おもいやりを持ち声かけする」「自分のできることを自主的に行う」という気持ちが行動に表れていたと感じました。
その後、当法人主催のこども防災未来会議やイザ!カエルキャラバンにも参加し、学んだことを他の人に伝え、積極的に活動していました。
総合学習「川・いのち・つなぐ~守る自然といのち つなぐまちの未来~」の通り、今後も4年生のみなさんが防災だけでなく、地域を大切に未来を切り拓いていく姿が目に浮かびます。
長岡市立刈谷田中学校では、避難訓練がマンネリ化しないよう先生と相談し、毎年体験活動を行っています。
今年は煙体験とバケツリレーの体験を2グループに分かれて順番に実施しました。
(講師:玉手箱サポーターの小林俊晴さん、坂谷辰己さん、池田鮎美さん、ふるさと未来創造堂2名)
煙体験では、「こんなに見えないのか」とみな真剣な表情。2、3年生も避難の仕方を再確認し、全員が体験しました。
バケツリレーは2グループに分かれて早く消せるように競う中で、「こうした方がスムーズに渡せる!」など声を掛け合う様子が見られました。
体験を見ていた先生から「避難訓練で終わりではなく、体験活動を入れることで、生徒の意識が違う」と声をかけていただきました。
2020年11月17日(火)長岡市立三島中学校にて、避難訓練後に30分の土砂災害に関する防災講話を行いました。
土砂災害ハザードマップの見方や情報の意味、危険個所などを学習し、自分の家や周辺の状況を確認しました。
また、実際の土砂災害の被害写真や映像を見ながら、土砂災害の種類・避難の心得等、どのように命を守るか学習しました。
2021年10月23日(金)長岡市立南中学校にて、洪水災害に関する学習を行いました。
全クラスと講師をzoomでつなぎ、1コマ目は洪水災害やハザードマップについて知る・確認する学習、2コマ目は避難行動について考える学習を行いました。
事前の準備として、物の準備だけでなく、避難場所の確認や周りの様子を確認する、祖父母や近所に呼びかけを行うなどをワークシートに記入していました。
それぞれの家族や状況で避難行動、避難のタイミングも違う事を知り、家族と話し合うことの大切さを感じていた様子でした。
また、3年生の代表生徒数名が廊下に待機し、トランシーバーで連絡を取り合い、先生と一緒に全校オンライン学習のサポートしている姿がとても頼もしく感じました。
挨拶もすばらしく、日ごろから、コミュニケーションをしっかり取り、自分だけでなく周りのために率先して動くことができる南中学校の生徒のみなさんでした。
2020年10月17日(土) 10:45~12:30
長岡市立江陽中学校の体育館にて、全校生徒430名を対象に地震による防災学習を実施しました。
まずは、地震発生後の実際の被害写真や映像を見て、まちや家の中がどのような状態になるのかを学びました。
次に、ワークシートに自分の家の中で一番長く生活をする部屋のレイアウトを書いて、①大きな揺れの地震が発生した時にどのような危険があるのか、②家の中の被害を減らすためにはどのような防災対策が必要か、を考えて書き出してもらい、数名に発表をしてもらいました。
地震発生後に避難する場所の確認をし、自分や家族の命を守るために日頃からどのような備えが必要かをみんなで考えてみました。
「電気ガスが使えない状態の避難所で3日間生活をする」という想定で、何をリュックに入れて避難するかシートへ書き出し、数名に発表してもらいました。
地震はいつ発生するか誰にも分かりません。
その瞬間とその後の生活で命を守るために、日頃から自分の家族に合った備えが必要です。家族と地震への備えについて話し合い、何か一つでも実行することを伝えて終わりました。
2020年10月16日(金) 13:45~15:35
長岡市立青葉台中学校の体育館にて、第3学年を対象に防災学習を実施しました。
過去の災害時の避難所の様子を写真資料で見て、どんな困り事があるのかを学んでから、1グループ6名程度の地域別活動班に分かれて活動スタートです。
間隔をあけて円になり、事前に考えてきた自分が必要な持ち出し品を紹介し合いました。現在世界中で感染拡大している新型コロナウイルス、この感染症対策禍での避難所生活に必要な備えを学び、必要な持ち出し品とその理由を班毎に書き出して数班に発表をしてもらいました。
段ボールパーテーションと新聞紙スリッパ作りも2班に分かれ、順番に体験しました。
実際に横になり、パーテーションの使い心地を確かめたり、完成した新聞紙スリッパを履いてみたりと防災グッズ作りを楽しみながら行い、サポートしてくださった地域の方と災害時の話をしている様子も見られました。
「中学生の自分達も地域の力になる!」という気持ちが伝わってきました。
2020年10月16日(金) 9:30~11:40
新発田市にある青少年宿泊施設「あかたにの家」にて、新発田市立川東小学校の防災キャンプを1日サポートさせていただきました。
近年多発している洪水災害の実際の被害写真を見ながら、大雨が降った時の危険性について学びました。川の水があふれてしまうと、あっという間に浸水します。命を守るため、日ごろからの行動や避難行動を確認しました。
お昼には非常食を食べ、午後からは「災害が起きてしまった後に自分たちにできること」の体験を中心に行いました。
防災グッズ作りや応急手当、毛布担架作り・搬送体験(感染症対策のため、人の代わりに自分たちのリュックで搬送体験!)等、体験の中で、思いやりの心と協力することの大切さを実感していました。
家に帰ったら家族に教えてあげるんだ!と声をかけてくれた子もいました。
2020年10月12日(月)~20日(火)
長岡市立川口小学校「防災メモリアル旬間」で講師派遣サポートを行いました。
昨年同様、メモリアル旬間のスタートは、全校集会で中越地震の体験談を聞きました。
◎インタビュアー
玉手箱サポーター 吉原昌隆氏
◎語り部
㈱青柳工務店 青柳拓氏
新潟県中越地震発生当時の川口小学校区内の被害の様子と復旧工事の時の写真をスライドでうつしながらお話いただきました。
身近な地域の会社がどのように復旧に携わったかお話を聞く中で、様々な人の力で地震を乗り越えてきたことを知ることができたようです。
その後、各学年ごとに新潟県防災教育プログラムを活用して学習を行いました。
「地震から命を守る」「避難所で自分たちにできること」「復興と復旧について」等学年に合わせた内容を先生方と一緒に考え、実施しました。
・12日(月)9:25~10:10 第6学年(講師:青柳拓氏)
・14日(水)9:25~10:10 第1学年、10:30~11:15 第4学年
・20日(火)9:15~10:00 第2学年、10:20~11:05 第3学年、11:10~11:55 第5学年
(第1~5年生講師:ふるさと未来創造堂)
災害は、いつまた起こるか誰にも分かりません。
まずは自分の命をしっかり守る。命を守った後に、小学生の自分には何ができるのか。
各学年でテーマを決めて毎年実施し、6年間で自助・共助・公助を学んでいる川口小学校。
地域とともに学ぶ学習をサポートしていきます。
2020年10月11日(日) 10:30~12:30
阪之上小学校区の小中学生と保護者を対象に、阪之上コミュニティ協議会主催の「☆Zoomでつながる☆わくわく防災クッキング!」を行いました。
メニューは、カレーライスとフルーツゼリー。
加熱時間を利用して、新聞紙やチラシで紙食器づくりをしたり防災クイズをしたり、楽しみながら防災について学びました。
お鍋に入れてから約30分後、盛り付けをしてみんなで「いただきまーす!」
食べながら今日の感想を順番に話してもらいました。楽しみながら、家庭にある物を工夫して災害後の生活でも命を守ることを体験できたようです。
「こんなに簡単においしくできるとは思わなかった!!」
「楽しかった!!災害時だけでなく、お鍋に入れておくだけだから普段から使えそう!!」
とたくさんの声をいただきました。
ご参加いただいた8組の皆様、どうもありがとうございました。
2020年10月8日(木) 14:30~16:00
上越市立黒田小学校 第6学年の生徒32名と保護者の方と一緒に、避難所運営をゲーム形式で体験するHUG(ハグ)を行いました。
まず始めに、過去の避難所の様子を写真資料で見て、災害時の避難所は老若男女・外国人等たくさんの人が集まり生活をし、様々な混乱が起こることを学びました。
3~4人ずつのグループに分かれ、1グループに一人ずつ大人の方にも入ってもらい活動スタートです。次々に避難してきた人たちを素早く適切な場所に案内する事の大変さ、様々な問題を解決するための方法を考える難しさ。運営側の大変さを実感しながら、グループで協力して一生懸命考えていました。
体験後に「避難所でみんなが少しでも安心して生活するために自分たちに何ができるのか」を考え、「お年寄りのお手伝い」「下の子と遊んであげる」「けが人の様子をうかがう」などたくさんの発表がありました。
活動後、自分たちで作った夕ご飯の時間です。
耐熱性のビニール袋に入れてご飯が作れるんだよ!早く食べたい!と元気に準備していました。
保護者のみなさんと、カセットコンロを囲んで完成を待つ子どもたちの姿を見て、災害時に助け合い、協力する地域の様子が目に浮かびました。
2020年10月4日(日) 9:30~12:30
新発田市健康長寿アクティブ交流センターにて、新発田市主催の在住外国人防災セミナー&交流会が行われました。
まずは、自治会連合会の方から「生活ルールやマナー」について、ふるさと未来創造堂からは「避難所や非常食、災害時に役立つアプリ・SNSの活用」についての講話です。
小さいお子さんも真剣に話を聞いていました。
次に非常食の作り方の実演です。
給水バッグの使い方を学んでから、実際に給水バッグの水をアルファ化米に注いでご飯を作ってみました。他の非常食も紹介し、自分の食べられるもの・好きなものを選べるバリエーションがあるということを知りました。
紙コップやマスクの防災グッズづくりを行ったり、断水時のトイレの使い方や段ボールトイレの作り方の紹介を行ったりする中でみなさん笑顔で楽しそうに過ごしました。
今年は感染症対策のため、地域の方や参加者同士で話し合いをする時間を設けられませんでしたが、
避難行動や日ごろからできる備えなど参加者から出てきた質問に全体でお答えする中で、みなさんの不安が減っていったように感じました。
また今後もみなが安心して笑顔で過ごせる地域を目指し、私たちも活動を行いたいと思います。
2020年9月25日(金)9:30 ~ 11:30
新発田市立藤塚小学校にて、第4学年の児童26名を対象に防災講座を行いました。
➀津波災害から自分の身を守ろう
(新潟県防災教育プログラム 津波災害編)
過去の津波による被害の様子や、津波の危険・避難場所を伝える標識の写真等を見て、身の守り方・命を守る避難行動について学びました。津波は地震発生後に起こることを確認し、地震による被害写真から屋内外の危険個所を伝えました。
その後、1グループ4~5人に分かれ、藤塚浜防災マップを使った活動スタート。地図上で避難場所と自分の家の場所を探して印をつけ、家から近い避難場所までの安全な避難経路を考え、最後に発表をしてもらいました。
家族も含め津波から全員が命を守るためには、自分たちが知っているだけではなく「日頃から家族と話し合う・準備する・確認する」ことが大切だということを伝えました。
②避難所生活の困りごとを知り、解決策を考えよう
災害時の避難所の様子を写真で見て、ライフラインが使えない状況での避難生活では、どのような不安や困りごとがあるのか、解決するためにはどうしたらよいかをグループで考えてみました。
配布した用紙に「不安なこと」と「解決策」をめいっぱい書き込んでいて、みんな真剣に考えて意見を出し合っている姿が見られました。
各グループから発表してもらった一部を紹介します
<不安なこと> → <解決策>
・ゲームができない → 充電しておく
・お風呂に入れなそう → 体拭きシートで拭く
・ゴミがでると車(収集車)で運んでもらえないからゴミがたまってクサくなりそう → 誰も入らない部屋に置いて ゴミを置きに入るときも工夫して入らないといけない
最後に避難所で活躍していた小中学生の姿を紹介し、自分の命を守った後は「皆で協力する・工夫する・自分で考えて行動すること」の大切さを伝えて終了しました。
2020年9月1日(火) 9:35 ~ 10:25
胎内市総合防災訓練で防災講和を行いました。
会場入り口は新型コロナウイルス対策をした避難所受付でした。
セミナーでは、災害時の避難所は実際にどのような様子かを知っていただくため、東日本大震災や熊本地震など過去の災害時の避難所の様子を紹介しました。
新型コロナウイルスが流行している今では、3密を防ぐために避難所の定員人数が3分の1に減少しているところもあります。そのため指定避難所だけではなく分散避難やテント・車中泊、そして在宅避難が可能であれば感染リスクの低い自宅なども検討が必要なことを伝えました。
避難所で生活をする場合の新型コロナウイルスを始めとする感染症対策についても伝えた後、災害の備えとして事前の防災対策のポイントや工夫、いざという時に動けるよう平常時から「自分の心の準備」も必要だということをお話しました。
会場内には、段ボールパーテーションやベッド、仕切りを使った避難所スペースが設置されており、
地域のみなさんで順番に見学をする時間がありました。
今回は人数制限をしての開催でしたが、受付や展示スペースなど実際の様子を確認できることは
地域の避難所の準備を進めるためにも素晴らしい取り組みだと感じました。
胎内市の皆さん、ありがとうございました。
2020年8月26日(日)14:00~16:00
8/2に続き、新潟市秋葉区社会福祉協議会 ボランティア講座として本日は市民向けの防災講座を行いました。
(会場:新津地域交流センター 多目的ホー ル)
まずは地震や洪水災害等からの身の守り方を学び、その後 新潟市総合ハザードマップの見方を確認して実際の避難行動について考えました。
会場には備えておくと役立つ防災グッズを展示し、100円ショップ等で手軽に購入できるものも含め近くで見ていただきました。年齢や性別、家族構成等により各家庭で必要な備えが違うため、パンフレットを使い備えについて確認をしました。また備えの参考として、日常で使うものを少し多めに買い、使った分だけ買い足し、常に一定量の食料を家に備蓄しておく「ローリングストック」についても紹介をしました。
続いてペットボトルランタンづくり。
ライフラインが使えない時でも、身近にあるものを工夫して代わりのものを作ることができるという体験です。皆さん真剣に取り組んでくださいました。
また、コロナ対応等のお話の後、ハンカチを使ったマスク作りの実演紹介を行いました。
インターネットやテレビでも紹介されてはいますが、はじめて知った!という方も多く、役立つと喜んでいただきました。
【参加後の感想】
・100均で防災用品が揃うとは驚きでした。
・防災グッズの点検を見直してみたいです。
・ハザードマップの見方がわかった。
他にもたくさんの感想や今後開催してほしいテーマ等をご記入いただきありがとうございました。
2020年8月2日(日)10:00~12:30
新潟市秋葉区社会福祉協議会 ボランティア講座として秋葉区在住の小学生親子4組に参加していただき、オンラインでサバイバルクッキングの体験を行いました。
まずは皆でZOOM の基本操作を確認し、クッキングスタートです。本日のメニューはオムレツとじゃがりこポテトサラダ。野菜や具材の切り方、アイラップ使用時のコツを学び、親子で協力して楽しく作業が進みます。
具材を加熱している待ち時間を利用して自己紹介や防災クイズも楽しみました。
およそ30分後、加熱した食材をお皿に盛りつけていよいよ実食タイムです。みんなで声を合わせて「いただきまーす!」
食べながら感想を聞き、最後に災害時のあたたかい食事の持つ力などをお話して体験会を終了しました。
【感想】
・アイラップの調理であんなに美味しく出来上がってビックリです。
・最近、大雨になることが多くて不安があったので、災害について学べて勉強になりました。
2020年8月25日(火)10:30~11:30
inほっとカフェ(夢ハウス新潟西モデルハウス内)さんにて、スタッフ星野念願☆のパパママ防災講座を開催しました!
育休の間からずっと、私と同じ小さなお子さんを持つパパママさん向けの防災講座をやりたい!と思い続け、今回ほっとカフェさんがこの企画にご賛同頂き、開催する運びになりました。
全3回開催予定の初回は、新潟市内から3名のママさんにご参加頂きました。ありがとうございます!
まずは育児の情報交換ができたらと、おすすめ子連れお出かけスポットを参加者の方々から紹介♪
へ~そんな所あるんだ~!と講師である私もかなり参考になり、大変盛り上がりました!
次は「防災ダック」で防災体操!3歳のお子さんがそれはそれは可愛く一生懸命体操していて、動画で紹介したいくらいでした♪
そして、本題である水害についての講座を開始。
もしもの時の想定で皆さんが抱えていた不安を共有し、防災クイズで避難情報の確認。
水が浸かってからの避難は危険なこと、適切な避難をするために参加者の方々に配付した「ハザードマップ」の見方について説明しました。
また講師が実際に用意している非常用持ち出し品について、同じく配付資料「防災グッズチェックリスト」を見ながら、ポイントに絞って紹介しました。
参加者の方から「重い腰を上げて備えを準備できそうです」との声を頂きました。
講座が終わってからマンツーマン質問会を用意していましたが、講座後そのまま参加者の皆さんとのお話会になり、2人の子どもと逃げることを想像すると大変過ぎて考えることをやめていたなど、リアルに感じている不安を話して頂き、少しでもその不安がこの講座で取り除くことができたらと願うばかりです。
少し余談(と言いつつ長文)になりますが…
昨年6月山形県沖地震で大きな揺れが発生した際、私は出産前とは大きく違う感覚を覚えました。
津波注意報が流れる中、まず私が思ったことは「子どもがせっかく寝たのに」。。
想定ではいざという時、子どもを抱えてすぐ逃げられると思っていましたが、私は必死に”逃げなくてもいい理由”を探したのです。
いくら避難情報の知識があっても、非常用持ち出し品を用意していても、肝心の”逃げなきゃ”という気持ちが動かなければ大切な子どもの命を守ることはできないと強く痛感した出来事でした。
きっと多くのパパママさんもパニックでなかなか逃げられない状況に陥るのではと思います。
そういったパパママさん向けに、備えってモノだけじゃない、心の備えもとても大切だ!ということを少しずつ沢山の方々に伝えていければいいなと思っています。
また、私が実際に”逃げられなかった”経験をもとに、いざという時に逃げられるよう意識を変えたこと・そのための備えなど講座ではお伝えしていきます。
次回のほっとカフェさんの講座は、10月6日(火)10:30~11:30 テーマ:地震・津波です。
ぜひご興味ある方がいましたら、参加費500円で楽しく気軽にご参加頂ける講座です。
今からでも決して遅くないので、大切なお子さんの命を守るために一緒に心の備えをしましょう!!
2020年7月27日(月)9:30~11:10 大人含め38名
長岡市栃尾ふるさと交流広場にて、見附市立葛巻小学校第4学年の川流れ体験をサポートしました。
新型コロナウイルスの感染予防対策で、2クラスを2日間に分けての実施です。
まずは、川遊びのルールやライフジャケット・ヘルメットの着用の仕方を学びました。
ライフジャケットのファスナーが閉められない、ヘルメットのあご紐が締まらない子もいましたが、仲間同士で助け合う優しい姿があちらこちらで見られました。
安全対策を終えた後は、「ペットボトルで救助道具づくり」を体験しました。
講師が川に入り溺れる役をすると子ども達は一斉にペットボトルを投げ入れ、紐が外れてしまったり目標の場所までなかなか届かなかったり、それでも諦めずに何度も挑戦し見事救助成功!「ペットボトルが風で飛ばされないように少し水を入れることは知らなかった~。」と子どもたち。軽いものを遠くまで投げるコツが分かったようです。
続いて「川で浮いて待ての体験」です。一人ずつ順番に入水すると「冷たい!冷た~い!」と大はしゃぎ。不安そうな子どももペットボトルをしっかり抱いて、ラッコのように体を浮かせ、下流で待つ先生の所まで浮いたまま流れることができました。体験が終わると「もう1回したーい!」とアンコールがあり急遽5分程追加でみんな一斉に入水をし、川の水の冷たさや川底の歩きづらさ、流れに身を任せることのわくわくとドキドキを感じながら、楽しく「浮いて待ての体験」を終えました。
最後に、川は楽しさと怖さの2つの顔があること、安全に楽しく遊ぶためには、皆が川あそびのルールを守ることを伝えて終了しました。
先生方をはじめ、ボランティアでサポートしてくださった保護者の皆様、施設職員の皆様のおかげで無事に体験活動を終えることができました。ありがとうございました。
2020年7月12日(日)10:00~12:00 参加世帯:10世帯
長岡市内小学校4~6年生の児童と保護者を対象に、
イベント「オンラインde家族ぼうさい会議」を開催しました。
私たちの住む新潟県でも大きな被害のあった7.13水害から16年。
毎年のように各地で起こる洪水災害。今も九州・岐阜・長野等で大変な被害が出ています。
「かつての被災市として、絶対に逃げ遅れない家族になる!!」
20年6月に配布された新長岡市洪水ハザードマップを一緒に確認しながら、川ごとに地図あるのはなぜだろう?この色は?このマークはなに?河岸浸食って?などを実際の被害写真で紹介しながら、洪水ハザードマップが伝えていることを確認しました。
より安全な避難行動を考えるためには、自分の住んでいる場所が川が溢れるとどうなるのかを知ることから。
長岡市独自の避難行動「長岡方式の避難行動」の説明をし、川ごとに異なる「適切な避難行動」を話し合いました。
「○○川が溢れそうなときは自宅の2階やその上に避難します」
「自分の家は△△川でも、〇〇川でもどちらの川があふれたとしても、自宅では助からないから早めに親戚の家に行く」
「私の家は自宅の2階に避難する。それでも情報を見てダメそうなら近くの避難所へ行く」
発表から、川ごとに命を守る行動が変わることへの理解が深まったことが伝わりました。
地震と違い、洪水災害はある程度は予想が可能です。情報を集めることで、適切な早めの避難行動ができ、命を守れます。
でも、、「いつ、どのタイミングで避難したらよいのか。」「色んな情報があるけど、よくわからない…。」
TVやラジオ、インターネット等で届く情報の内、「警戒レベルと避難情報」を中心に、様々な情報が何を意味するのかを確認。
川の水位が気になる。けど、絶対に見に行ってはダメ。川の水位情報を確認できる防災アプリなどを紹介しました。
避難するにはどんな準備が必要なのか。普段からの準備は、防災グッズだけじゃない。家族との約束事も大切。
洪水災害から命をまもる「適切で早めの避難」をするための「備え」について考えました。
最後に家族で「わが家の防さいタイムライン(洪水マイ・タイムライン)」を作成!
小グループに分かれて、発表し合いました。以下は、発表内容の一部です。
「警戒レベル2が出た時には家族でバラバラの時の連絡や行動などを確認しておく」
「信濃川があふれると氾濫流区域だから、信濃川早期警戒情報が出たら車で水に浸からな場所に逃げる」
「警戒レベル3の時には近くにすんでいるおじいちゃんおばあちゃんを連れてくる」
「警戒レベル3の時に車で高い場所に避難できていなければ、ただちに避難場所へ避難する」
その他、「大雨・洪水注意報がでたら、持ち出し品の中身を確認して買い足す」
「市の発表する避難情報だけに頼らない。河川ライブカメラや気象情報、外の雨の降り方などを確認しながら、
自分たちが危ないと思ったらすぐに避難する」など、家族間での意見交換もありました。
保護者の皆さまからは「長岡方式の避難行動を初めて知った」「川ごとに避難行動が違うことを初めて知った。自分の両親にも教えたい。」「貴重な話を聞けたし、何よりも家族で話し合うこと機会ができた。参加してよかった」等の感想をいただきました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
次回のオンラインde家族ぼうさい会議は、「8月8日(土)10:00~12:00」です!
自然災害はいつ起きるかわかりません。
絶対に逃げ遅れない家族になるために、家族ぼうさい会議は絶対に役に立ちます!ぜひお申込みください!
※事前に資料を送付させていただく関係上、お申込みは2日前までとなりますので、ご注意ください。
【お申込みはこちらから】
⇒ https://forms.gle/Qs9gcMnMSXUqF14P9
各種ハザードマップを活用した学習や、洪水マイ・タイムラインの作成に関する学校への出前講座も可能です。
※長岡市立の小・中学校以外への出前講座は、講座費用がかかります。
時間や対象学年に合わせた内容を、学校と相談しながらプログラムを作成します。お気軽にご相談ください。
2020年1月9日(木)10:40~11:45
十日町市立中条小学校にて、火災の講話を行いました。
火災が起きたらどうやって命を守ったらいいのだろう?
学校にはどんな施設があるのだろう?
【火事を見つけたら119番に電話をする!】
119番に電話をするとどんなことを聞かれるのだろう?
問いかけると元気に発言をしながら学ぶ中条小学校のこどもたちです。
そして、実際に代表の子が消防に電話をかけました。
ハンズフリーの声をマイクでひろいながら、
全員でどんなことを聞かれるのか、確認しました。
火事ですか、救急ですか?住所は?何が燃えていますか?
今回は学校で火災が起きたことを想定して電話をしましたが、住所が分からなくても目印になる建物などを伝えたり、近くの信号機や電信柱に地名が書いてあったりすることなどを話しました。
最後に、学校の施設(非常ベル、消火器や消火栓、防火扉、避難器具のオリロー)がどこにあるのか、
どのように使用するものなのかを確認しながら教室に帰りました。
「これが防火扉だったんだ」「分厚い扉だね」と、触って確認している子どももいました。
お・は・し・も(押さない・走らない・喋らない・戻らない)を守って避難することの大切さも改めて感じていました。
2019年12月20日(金)13:40~15:30
新潟市立中之口中学校の2年生50名と地域の方が一緒に避難所運営ゲームHUG(ハグ)体験をしました。
「だれか任せにした運営ではいけない!自分たちも動かなくては」と感じた中学生たち。
他に避難所ではどんな困り事があるんだろう?どんなことに困るのだろう?
地域の方に質問したり、一緒に考えたりする中で、自分たちに何ができるのか考えました。
最後に、災害時の避難所運営で大切にしたいキーワードとその理由をグループで話し合い、
「困っている人を見かけるのではなく、自分から積極的に探して少しずつ困り事をなくしていきたいと思った。一人だけに頼らず、一人で頑張っている人を自分から手伝って助け合っていきたい。」といった声がありました。
運営側の大変さを知り、自分たち中学生にできることは積極的に協力したいという頼もしい中之口中の2年生たちでした。
授業終了後、地域の方にご協力いただき、今度は3年生がこれまで学習してきた成果を地域の方に紹介。
グッズの作り方などが書いてある冊子を地域の方にお渡し、実演も行いました。
わかりやすくていい!と地域の方も大変喜ばれていました。
2019年11月28日(木)13:50~15:40
新潟市立味方中学校にて、全校生徒84名が15グループに分かれ避難所運営ゲームHUG(ハグ)を活用した防災学習を行いました。
実際に避難所が開設され、自分たちのグループで運営をしなければいけない状況を想定し、協力して人の配置や問題解決をする体験を行いました。
人数の把握と素早く受付をするためにはどうしたらよいだろう?
「受付の人数を増やそう」「ケガ人や病人は優先して受付をしよう」「並んでいる人に早めにカードを配って、書きながら待ってもらおう」みんな一生懸命考え、たくさんの案を書き出していました。この体験を通して、災害時の避難所の様子や運営の難しさを知りました。
災害時、動ける大人だけで避難所を運営するには限度があります。
中学生からは、災害時に中学生にできることとして、
「災害が起きる前から地域にどんな人がいるのか考えておく」
「自分たちも自ら動く」
「困りごとを聞くためのスペースを作る。スタッフが避難所を回り、困っていることがないか聞く」
などの意見がでました。
自分たちにできることは沢山あるんだということが分かり、困った時には助けになりたいと話してくれた味方中生のみなさんでした。
2019年11月20日(水)14:55~15:40 新潟市立白根第一中学校にて、火災に関する防災学習を行いました。
過去の住宅地での火災や糸魚川大火などの写真を見て、火災の原因や焼死者の死亡原因、そして火や煙の怖さを学びました。
煙により前も後ろも何も見えない状態で避難することがどれだけ難しいことか、実際に疑似煙を充満させてその中を通り抜ける避難を体験しました。
終了後のアンケートでは、
「煙体験をして、前が見えにくく、いつもより暗いということが分かりました。すごく怖いなと感じました。
たくさんの人の命を守るためにたくさんの取り組みが必要だと改めてわかり、家でできるようなものがたくさんあったので
家の人やおじいちゃんたちに紹介したり注意を呼び掛けていきたいと思った。」
「火災原因を知り、身近な生活の中のことが多くびっくりした。キッチンだけで火災原因がたくさんあるのもびっくりした。
乾燥する冬場になるので、特に気を付け、火災が起こらないように心がけていきたい。」
「私は大切な家族を失いたくないです。今できる限りのことをして、火事を絶対に起さないようにしたいです。」
「思ったよりも前が見えなくてこわかった。本当に起きたらパニックにならないように、今日の事を思い出して落ち着いて行動したい。
濡れたハンカチなどで口を押える、低い姿勢、階段の降り方など、今日学習しないとわからなかったです。」
などたくさんの感想が見られました。
自分の命、家族の命を守るために、日ごろから予防していくことの大切さを感じたようです。
2019年11月29日(水)13:30~15:20
新潟市立白根高等学校1、2年生125名を対象に洪水災害に関する防災教室を行いました。
過去の洪水災害の様子を写真で紹介し、洪水洪水災害から命の守り方を確認した後、グループでハザードマップを見て情報を読み取ったり、不足している部分を説明したりしながら白根地域の洪水のリスクを確認しました。
そして、
・洪水災害で亡くなる方の多くが逃げ遅れ・高齢者である
・早めの避難をするためには、ハザードマップ等で居住地域や滞在地域が災害時どのようになるかを知っておくこと
・様々な情報の意味を知り、家族や地域で話し合い、予め時間を逆算しての防災行動計画(タイムライン)を作成しておくこと
を伝えました。
そしてグループでタイムラインについて考える活動。
タイムラインの考え方やポイントを伝え、参考資料を見ながらタイムラインシートに付箋紙で行動を記入していきました。
「高齢者を先に避難所に連れて行っても1人じゃ心細いから、この時にお母さんと私は一緒に避難しよう。」
「ペットを先に預けに行った方がいいかもしれない。」「情報に気をつけながら、避難グッズを準備しておく」など、
災害が発生するまでの時間をどう過ごすか意見を出し合っていました。
2019年11月16日(土)10:55~11:40
新潟市立松野尾小学校にて、3、4年生の防災学習を担当しました。
この日は地域合同防災訓練。地域の方と一緒に学校へ避難してきました。
体育館で新潟大学の卜部厚志教授のご講演を聞きいた後、各クラスに分かれ、防災学習を行いました。
3、4年生は、避難所ってどんなことに困るのだろう、どう解決したら良いだろうとグループで災害時を想像しながら考えました。
最初に中越地震時に赤ちゃんを連れて避難所へ行った体験談をお話しました。水道・ガス・電気が使えなくなること、赤ちゃんからお年寄り、外国の人、障がいを持った人など様々な人が一緒に生活をすることを確認し、
自分だったら何が心配かな?嫌だなと思うことはあるかな?と考えてもらい、たくさんの意見が出てきました。
まずは自分の命を守る。そのあとはみんなで協力して生活していくんだ、と最後に確認し終了しました。
2019年11月15日(金)13:35~15:35
新発田市立東中学校にて避難所に関する防災教室を行いました。
避難所の様子を紹介し、避難所は避難してきた人を含め、地域、学校、行政みんなで協力して生活することを押さえた後、実際の避難所を例に困りごと・その解決策について考えるグループワークを行いました。
その後、段ボールパーテーション作りと新聞紙食器作りを体験しました。
活動が始まる前に先生と準備をしていると、「何してるんですか?手伝います!」とどんどん生徒がやってきて、一緒に新聞を分けてくれました。
そして体験の間も、しっかりと意思表示をしながら声を出したり、笑顔でうなづいたりする子ども達。
友達同士ももちろん、大人とのコミュニケーションをとることを楽しんで生活している様子が伝わってきました。
「避難所でわたしたち中学生も役立てると思うので、できることを率先してやっていきたい」という東中学校のみなさんが地域の大きな力になることと思います。
2019年11月8日(金)14:50~15:50
新発田市立猿橋中学校にて、火災に関する防災学習を行いました。
火災からの身の守り方に関するお話をした後、実際に煙の中の避難を体験。
全校生徒540名と大人数のため、第一地下室、第二理科室の二部屋を使い実施しました。
待ち時間には火災の原因に関する映像を見ながらワークシートの記入を行いました。
実際に体験し、煙の中の避難はむずかしい、あっという間に真っ黒な煙に囲まれてしまったら…やっぱり日ごろの生活の中で火災を予防することが大切だ!と実感していた様子でした。
2019年10月30日(水)13:40~15:30
新発田市立川東中学校にて全校防災学習を行いました。
この学習の1週間前には教頭先生より、避難所の課題を題材とした全校道徳の授業を行っていました。
自分の意見を伝えたり、相手の意見を聞いたりしながら話し合いの中で納得できる答えを探す活動を通して、公正、公平に判断することや差別、偏見をゆるさないこと等を学んだ生徒たち。
まずは、避難所の実際の様子や運営について伝えた後、実際の避難所で起きた課題を例に困りごとを解決する方法をグループで考えました。
経験したことのない問題の解決策を考えることは難しく、悩んでいましたが、泣いている赤ちゃんを抱えたお母さんに対し「こどもの遊び相手になってあげる」「お母さんに声をかけてお母さんの話を聞いてあげる」などその人その人の気持ちを考え、寄り添った意見を出していました。
その後、実際に中学校が避難所になった場合の体験として、中学校の備蓄品(毛布や簡易トイレなど)を確認したり、非常用持ち出し品を確認したりする活動を行いました。新聞紙を使って紙コップも作りました。
学習後のアンケートでは、
「避難所では、自分が道徳の時に考えてはいない困りごとがたくさんあると思いました。赤ちゃんを連れている人はどうすればいいかと考えた時は自分でもあまり思いつかなかったけど、みんなの意見を聞いたら、そういう意見もあるんだなぁと思いました。家の人にも話してみたいと思いました。」
「他の地域が災害にあっている写真は、ニュースでもたくさん見ていましたが、学校においてある簡易トイレやシートなど、そして川東地域のハザードマップを見ると、改めて他人事にして考えてはいけないのだと知りました。他校の生徒のように自ら考え行動できるよう頑張りたいです。」
などの声がありました。川東中学校のみなさんありがとうございました。
2019年10月20日(日)8:30~12:30
関川村立関川中学校にて全校防災学習を行いました。
8:30~10:00
災害時の避難所の役割や開設基準、実際の避難所の様子や課題などを伝えた後、避難所運営ゲームHUGを活用して学習を行いました。
様々なトラブルが発生したり、多様な人が来たりする中でチームで協力して対応しなければいけないことを体験し、「人まかせじゃだめだ」「他のチームはこの問題どうしたの?」「配慮しなければいけない人とわがままを言う人もいる、どう対応するか悩む」と運営する人の大変さを実感していたようです。
実際の避難所ではこんな対応もあったよ、こんな困りごとを中学生が力を合わせて解決していたよ、といった例を伝え、避難所に届いた物資を出した後の空き段ボールを使った工夫を体験しました。
10:00~11:30
・毛布担架、段ボールベッドを作るコーナー
・段ボールパーテーション、段ボールトイレを作るコーナー
の2つに分かれ、それぞれ実際に作って体験しました。
11:30~12:30
まとめ活動
グループで模造紙を囲み、今日の学習で気づいた事や感想、避難所で大切にしたいことなど、意見交流を行いながら学習をふりかえりました。
関川中学校には昨年も地域のまち歩き活動でサポートさせていただきました。
今後も関川中学校のご活躍を祈念しております。
2019年9月29日(日)新発田市にある青少年宿泊施設あかたにの家にて、新発田市主催の在住外国人防災セミナー&交流会が行われました。
地域の方も参加し、一緒に活動を行い、交流を深めました。
最初は講話。
・自治会連合会役員の方から生活のルールやマナー、自治会についてのお話
・避難所ってなに?というお話を実際の避難所を例にふるさと未来創造堂からお話
そして、実際に体験!
アルファ化米を実際にお湯を入れて作り、食べながら交流したり、災害時の食について説明を聞いたりしながら楽しく過ごしました。
お昼休憩をはさんで、今度は避難所の体験です。
チームを作り、協力して段ボールで仕切りを作り、寝床作り、トイレ作り、新聞紙で紙コップ作りなどたくさん行いました。
実際に給水バックを使い、水を汲んで新聞紙コップで飲んでみる体験も行い、「すごーい!簡単だし飲める!」と大喜び。
はじめて会った人同士ですが、お水で「カンパーイ」と楽しく体験していました。
最後に国際交流協会さんよりご準備いただいた、海外のお菓子やハラル認証のお菓子など食べながら意見交流を行い終了しました。
「こんな風にわかりやすい日本語でお話が聞けることは中々ない。とても良い時間だった。」
「実際に体験してみたことでよくわかった。心配なこともあったけど、今日話を聞いたりみなさんに合えてよかった。またやってほしい。」
「災害が起きた時にどうしたらよいかイメージができた。もしもの時に近くの人に声をかけられるように、今からたくさん交流しておきたい。」
とみなさん笑顔で帰られました。参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
2019年9月25日(金)14:00~15:30
新潟市立白根北中学校全校生徒を対象に防災学習を行いました。
火災時に煙による一酸化炭素中毒が亡くなる原因で多いことを伝え、実際に煙の中の避難を体験しました。
地域の防災士さんより、煙の中の避難についてお話いただき、順番に体験しました。
※待ち時間は、火災の原因や命が助かった人の行動などの映像。
体験してみての感想を共有した後、グループで火災の予防や被害の軽減について、「自分と家族を守るため」「地域を守るため」それぞれを考えました。
あっという間に家だけでなく、思い出も失ってしまう火災、中学生も地域の一員として何ができるか真剣に考えていました。
2019年9月24日(火)14:50~15:50
新潟市立臼井小・中学校合同の防災学習を行いました。
場所:新潟市立臼井小学校体育館
対象:新潟市立臼井小学校3~6年生、臼井中学校全校生徒
まずは小・中合同のグループで、南区ハザードマップから避難場所や避難経路について一緒に確認。
中学生が隣の小学生をサポートしながら温かい雰囲気で活動がスタートしました。
そして、一人で家にいる時に地震が来た場合を想定し、どんなことが心配か、解決するにはどうしたら良いだろうということをグループで話し合いました。
他グループと意見交換を行いながら、どこに避難するか、どんなことに気をつけたら良いか、どんな工夫が必要か、等たくさんの意見が出てきました。
みんなの意見を聞くことで、自分自身のことに気付いたりと良い活動だったようです。
まずは自分の身を自分で守る、行動できる臼井小・中学校のみなさんをこれからも応援しています。
2019年10月6日(日) 9:00~11:40
新潟市立庄瀬小学校にて、第13回庄瀬地区総合防災訓練が行われ、「防災楽習迷路コーナー」と「防災グッズの展示コーナー」を担当しました。
子どもから大人まで約600名の方々が参加しました。
そして、両方のコーナーを白南中学校の生徒さんが一緒に運営を手伝ってくれました。
庄瀬小学校の児童もみなさん参加し、中学生のお兄さんお姉さんに案内してもらい、迷路を楽しんだり、グッズを手に取り説明を聞いたりしました。
防災グッズ展示コーナーでは、地域の方もとても興味を持ってくださり、実際に手に取って見たり、使い方を質問してくださったりと有意義な時間となりました。
地域全体の防災力向上を目指している庄瀬地域の皆様の今後の活動も応援していきたいと思います。
庄瀬地域のみなさま、ありがとうございました。
こども防災未来会議2019~防災かべ新聞コンクール~の展示会がはじまりました!
現在、イーストスクエア(震災アーカイブセンターきおくみらい隣)で12月13日(金)午前中まで、全80作品を展示中です。
今年も素晴らしい作品がたくさん並んでいます。
ぜひご覧ください!!
その後の展示会の予定は以下の通りです。
<上越エリア展示会>
日にち:令和元年12月19日(木)午後から令和2年1月6日(月)午前中まで
会場:かしわざき市民活動センターまちから
〒945-0066 柏崎市西本町三丁目2番8号
展示作品:入賞作品及び上越エリア校の作品
<下越エリア展示会>
日にち:令和2年 1月 8日(水)から令和2年1月27日(月)午前中まで
会場:新潟県庁18階展望ギャラリー
〒950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
展示作品:入賞作品及び新潟市内小学校の作品
2019年9月17日(火)14:45〜16:45
新発田市立加治川小学校45名を対象に、青少年宿泊施設「あかたにの家」での防災キャンプをサポートさせていただきました。
中越地震の体験談や防災クイズ、防災グッズ作り、消火器体験などを通して、災害時の様子をイメージし、自分の命を守ったあとにみんなで協力する事の大切さを実感できたようです。
今日の体験を忘れずに、身近な物を工夫したり、みんなで協力したりしていきたいという感想がありました。
2019年9月11日(水)10:30~11:00
子育ての駅てらどまり「にこにこ」にて、保育園入園前のお子さんと保護者の方を対象に親子防災講座を行いました。
家庭の備えについての展示や紹介、誤飲と誤嚥についてのお話と対処法の実演を行いました。
ハイハイが始まってからの乳幼児は、大人が見ていない時にもどんどん動き回るのでよくケガをします。
誤飲防止に家の中を確認する時のチェックポイントや
一呼吸おき、落ち着いて対処すること。
飲み込んでしまったものによっても対応が違うこと。
大切な我が子を守るために、保護者の皆さんは真剣に話を聞いてくださいました。
2019年9月5日(木)13:45~14:30
新発田市立二葉小学校オープンスクールいのちの学習の中で、第6学年が防災学習を行いました。
新潟県防災教育プログラム地震災害編選択6の内容に沿って学習を行い、その中で中越地震の被災体験講話をしました。
地震発生時の被害写真を見て、地震の被害を学び、電気ガス水道のライフライン、インターネットが止まってしまった場合、どんな困り事があるのかをみんなで考えました。
・どこに何があるかわからないよね
・なま物も食べられない、冷蔵庫も使えない
・安否確認ができない(情報がとれない)
実際に避難所生活を送った時にどのようなことに一番困ったか体験談をお話し、困ったままではなく、解決する方法はないか再度グループで相談しました。
懐中電灯を準備することや4年生で行った防災キャンプを思い出しペットボトルランタンについても発表してくれました。
最後に、準備をしていても日常生活ですぐにそのものが使えるか(停電時、すぐに届くところにあるかな?等)問いかけました。
どこにあるかわからない、使えないとの声。
じゃあどうしたらよいかな、と投げかけ終了しました。
振り返りワークシートでは、「家にあるものを確認した」「家族でペットボトルランタンの作り方を確認した」等行動にうつしてくれている子がたくさんいました。
2年前に防災キャンプで担当させていた学年のこどもたちでしたが、成長した姿に驚きました。
班の中で一人一人の意見に耳を傾ける姿、班の意見を「これとこれがつながるね。ということは・・・」とまとめながら話し合い活動を進める子どもたち。
最高学年としてこれからも活躍していく二葉小学校のみなさんを応援しています。
2019年8月31日(土)午前中に上越市立稲田小学校で防災フェアが開催されました。
消防署の消火体験や社会福祉協議会の車いす体験、上越
等様々なブースがある中で新聞紙スリッパ作りと非常用持ち出し品の展示を行いました。
こども達が各ブースをまわりスタンプを集めると、ガラポンを引くことができる楽しいイベントでした。
折り方の説明をすると低学年の子でもすぐに作業をイメージして折ることができる稲田小学校のこどもたち。
ブースの手伝いに入ってくださった保護者のみなさんからも、驚きの声があがっていました。
「新聞紙食器はラップやビニール袋をかけて使うんだよ」と伝えると「あ~!もう一回使える!」と気づく子がいたり、
新聞紙スリッパを丁寧に畳んで「家で練習しないと」という子もいました。
保護者の方には、新潟県長岡地域振興局発行の「にいがた災害食レシピ」を配布しながら作り方の説明をすると、質問がどんどん出て大変興味を持っていただきました。
地域教育コーディネーターさん、学校の先生、保護者のみなさん、たくさんの力でこの防災フェアが開催されています。
今後も何かできることがあれば、お手伝いさせていただきたいと思います。
2019年8月9日(金)夕方、長岡市内にある企業パートナーズプロジェクト様にて、「キャンプ×防災」コーナーを担当しました。
企業の夏まつりで、社員のみなさまがバーベキュー等楽しく懇親会を行う会場内で、楽しく災害時のことも知っていただく機会となりました。
①「ガスが使えない!着火剤なんて不要だぜ!
山の火起こしを見せてやる~杉の葉とまつぼっくりと私~」
講師:おぐに森林公園 西澤卓也様
内容:炭の組み方や自然の物を使った工夫、便利なキャンプ道具を使った火起こし体験や実演紹介コーナー
「なかなか火がつかない!」と交代で火おこしを体験してくださいました。
森林公園で拾ってきたばかりの枝や葉などで、バーベキューする時にも使える火おこしのコツを紹介。一気に火がつくと、「わぁっ!」という歓声があがっていました。
②「水道が使えない!死活問題だ!
生活水の確保や水が流れない時のトイレ、、、。どうする?」
講師:ふるさと未来創造堂 中野雅嗣
内容:ろ過実験の実演やダンボールトイレの紹介と100円均一で買える「家庭用防災グッズの展示」コーナー
真っ黒の水が透明になるペットボトルろ過を実際に見たりしながら、災害時に起こる事とその時に使える防災グッズを紹介しました。
歯磨きシートを実際に使っていただいたり、段ボールトイレに座ってみたりする中で、「これは何に使うの?」「一番これだけはあった方がいいとかあるの?」と質問が出てきました。
また、「なんも考えてなかったわー。準備いるね。」とお隣さんで話をする姿がありました。
その後のバーベキューでも話題に上がっていたら幸いです。
みなさま、ありがとうございました。
2019年7月22日(月)新潟市秋葉区にある児童クラブ「あおぞらクラブ中野」にて、災害食作りを行いました。
80名を超えるこどもたちと一緒に、シチューと切干大根サラダを作りました。
人数が多いため、ご飯はまとめて炊飯器で炊き、こどもたちが自分で紙コップを使い、おにぎり作り。
1年生~6年生の縦割り班で行い、高学年の子が低学年の子に声をかけながら、それぞれの班が協力して体験していました。
盛り付けを手伝う子や手を添えて見守る子の姿があり、みんなが本当の兄弟のように仲よく過ごしている様子が伝わってきました。
準備が終わり、煮ている間に以下の2つを体験しました
・災害食の紹介(秋葉区社会福祉協議会様)
・大きな災害が起きた時の被害の様子や避難所の様子についてのお話と新聞紙食器作り(ふるさと未来創造堂)
アルファ化米とビスコ、いそべ餅を秋葉区社会福祉協議会さんから提供していただき、食事の時に一緒にいただきました。
その前に紹介ということで、お湯を入れる前の状態を見たり、どんな災害食があるか紹介をしていただきました。
「粉みたい!」「スポンジみたい!」と興味深々。
そして、災害時のお話をした後、シチュー用の新聞紙食器を一緒に作りました。
完成し、いただきますをした途端
「うっまーい!」「こんなに美味しいなんて!」「切干大根初めて食べた!」と大喜びの声がたくさんあがっていました。
家に帰って今日の体験を家族とお話しながら、家庭の備えについても考えてもらえたら嬉しいです。
2019年7月7日(日)新潟市新飯田地区の防災訓練にて、
防災グッズの展示と中越地震の体験談の2つのコーナーを担当しました。
他にも、地域の方と中学生が一緒にバケツリレーコーナーを運営していたり、消防団の方がAED講習コーナーがあったりと盛りだくさんでした。
中越地震の体験談では、避難所生活の様子や大変だったこと等を紙芝居形式で写真やクイズ等でわかりやすくお話いただきました。
語り部:長岡市在住の女性防災士、長島あさこさん
防災グッズの展示では、家具固定や非常用持ち出し品の他に、身近なものを工夫して作れる防災グッズも展示し、大勢の方が見に来てくれました。
興味を持ってくださった方には新聞紙スリッパを一緒に作り、段ボールトイレも実際に座っていただいたりと楽しみながら防災について考える良い時間となりました。
毎年の訓練を一工夫し、みなさん楽しみながら、災害が起きた時の事を考え、体験することができました。
新飯田地区のみなさまありがとうございました。
7月18日(木)14:05~15:55
「新潟市西蒲区防災キャンプ事業」として、新潟市立潟東中学校にて、避難所運営ゲームHUGを活用した防災学習を行いました。
1年生46名が10グループに分かれ、避難所を運営する立場を模擬体験しました。
避難者カードやイベントカードが次々に読み上げられ、
それぞれに合った対応を考えたり、迅速な判断をすることの大変さを感じながら一生懸命考えていました。
「猫なら、ウサギ小屋に一緒に入れても大丈夫かな」「病気やケガの人は、保健室で休んでもらおう」
「通路を作ると、みんなが楽に動けるね」「毛布が届いたけれど、全員分は無いから、とりあえず器具庫に保管しておこう」
「タバコはプールの近くで吸ってもらおう。誰も行かない場所だから、他の人の迷惑にならないよね」
など、たくさんの意見を出し合っていました。
体験後には、気づいたことや、避難所で大切だと思った事を模造紙に書き、グループ内で発表し合いました。
「避難所の環境を整えることが難しかった」
「1つ1つ対応していくのはとても難しいし、大変」
「自分が思っているより、素早く行動が出来なかったけど、そこに気づけて良かった」
「1人だけだと無理でも、協力してやると無理なことが出来るようになる」
「協力」「助け合い」「判断力」「ゆずり合い」「思いやり」「我慢」「リーダーシップ」
みんなが大切だと思ったワードもたくさん出てきました。
そして、「避難所で私たちにできること」を考え、具体的に理由も書いてもらいました。
・中学校が避難所になったら、学校の中を良く知っているのは私たち。だから「案内係」になる!
・みんなで協力して、お互いに支え合う。話を聞く。
・協力、普段からの挨拶。
・避難所をよくわかっているから、困っていたりパニックになっている人がいたら、その人を助けたり、解決したりする。
等、たくさんの意見が出ていました。
地域の一員として、積極的に活動する潟東中学校の一年生の姿を見ることができました。
2019年7月11日(木)13:55~14:40
新潟市立潟東小学校にて、第3学年の参観日に地震被災体験講話と新聞紙スリッパ作りを行いました。
中越地震発生時の写真を見て、実際の被災体験談を聞き、当時の様子や、避難所生活でどんな困り事があるのかを学びました。
電気・ガス・水道が使えなくなった避難所生活では、どんな困り事、心配事があるのかを保護者と一緒にみんなで考えると、
「電気が点かないと、お風呂やトイレが暗い」「病気になったらどうしよう」「体が洗えない」など様々な意見が出ました。
解決するために、自分たちには何が出来るのか。
病気にならないために、体操をして体を動かしたり、掃除をして感染症を予防する。
体が洗えない時は、ウェットティッシュなどで体を拭く。
いつも学校でしている掃除や、身近にあるもので解決できることもあるという事を学びました。
保護者と一緒に、新聞紙スリッパを作りました。
避難所にたくさんの人が集まると、スリッパが不足してしまいます。災害時は、雪の降る寒い冬ということもあります。
もしかしたら、裸足で避難してきた人もいるかもしれません。少しでも寒さをしのげるように。衛生的に過ごせるように。
身近にある物を工夫して、履物ができるんだ!
ということを体験しました。
自分の足のサイズに合わせて折り込んだり、靴のように足を包み込むように工夫する様子も見られました。
子ども達は、自分で作った新聞紙スリッパが出来上がると、嬉しそうに履いていました。
先生からは、今日の勉強をきっかけに、自宅の避難袋に新聞紙を入れようと思いました、とお話ししてくださいました。
熊本地震時に、避難所で小学生が活躍した様子も学びました。子ども達の力は、大人の助けにもなる頼もしい存在です。
潟東小学校の子ども達も、自分に出来ることを考え行動が出来るようになってくれると私たちも期待しています。
2019年6月26日(水)新発田市青少年宿泊施設あかたにの家にて、新発田市立二葉小学校第5学年51名が防災キャンプを実施しました。
保護者ボランティアのみなさんがすべての活動をサポートしてくださり、とても充実した活動となりました。
まずは滝谷森林公園で川活動。
滝谷森林公園の職員の方から川での救助体験を実際の現場が見える場所でお聞きしました。
一気に水が増えてしまったこと等実際の様子を聞き、雨が降ってきた時や、川でサイレンが聞こえた時はすぐに高い所に移動すること等、自分の命を守るための行動を確認しました。
その後、実際に川を歩き、歩きづらさや冷たさを実感しました。
大雨の時道路が水に浸かってからの避難は、川と違って水が濁って周りも見えないし、とても危険、早めに情報を聞き避難することや住んでいる地域がどうなるか確認しておくことを伝えました。
あかたにの家に移動し、災害時に電気がつかえず真っ暗な避難所や夜にやさしい灯りで足元や枕元を照らすことができるペットボトルランタンを作りました。
みんなの心を少しでも元気にするためにどんな絵を書こうか考え、一人一人が素敵なランタンを作り、宿泊時に使用しました。
この活動をしている間、保護者ボランティアの方がサバイバルクッキングの準備をしてくださいました。
各班の分量を確認したり、道具の準備をしたりと大活躍でした。
ランタンの後は夕食作りです。
保護者の方が各班にサポートに入ってくださり、とてもおいしいごはん、スープ、サラダが完成しました。
災害が起きた時はまず自分の命を守ること、そして避難所ではみんなで協力して乗り切ること、工夫することを二葉小学校のみなさんは日頃から学校・地域・家庭で様々な体験をしながら学んでいるのだと感じます。
※こどもたちからのお手紙からの抜粋です。
「ぼくはひなん所の生活は家みたいにできないし周りの人などがいっぱいいて大変だなと思いました。」
「川はすごくすべって転びそうでした。だけどそのことがわかって本当の災害の時にどうしたらいいのかが分かりました。」
「とくにごはんを分け合って食べること、協力してごはんを作ることが心にのこりました。」
最後に、「川活動までと思っていたけど、最後までいます!」と残ってサポートしてくださった保護者の方がいたりと学校だけでなく、地域家庭で一緒にこどもの命を守る二葉地域のみなさん。
ありがとうございました。
2019年6月24日(月)新発田市青少年宿泊施設あかたにの家にて、新発田市立猿橋小学校第4学年124名が防災キャンプを実施しました。
避難所ってどんなところなのか、どんな困りごとがあるのかを体験談とともに伝えた後、避難所でできる身近なものの工夫を体験しました。
お昼に実際に使用する新聞紙食器や防寒や衛生面でも役立つ新聞紙スリッパ作りを行いました。
その後先生方からサバイバルクッキングを教えてもらいながら、ごはんと野菜スープ、じゃがりこサラダを作りました。
休憩後、災害時の食事について、栄養面やあたたかい食事の大切さを実際の避難所の様子から伝え、活動を振り返りました。
最後にグループで協力して、段ボールシェルター作りを行いました。
大人数でしたが、先生や私たちの話がはじまるとしっかりと顔を上げ話を聞いている、たのもしい猿橋小学校の子たちでした。
2019年6月17日(月)13:45~14:30
新潟市立青山小学校にて全校防災学習を行いました。
青山小学校では、毎年6月に新潟地震から地震や津波災害について知り、地震・津波災害からの命の守り方全校縦割りで学習しています。
引渡し訓練前の学習のため、保護者の方も大勢参加してくださいます。毎年繰り返し学習することで、家族で確認する機会になります。
まず最初は恒例の、新潟地震時の様子や新潟市にも津波が来たときの話と津波からの身の守り方を伝えます。
その後、わくわく班という縦割り班で活動します。
今年のテーマは「避難所」です。
避難所の様子、困りごとを写真資料やクイズ形式で学びました。
そして、避難所で困りごとが起きているという状況設定を伝え、「その困りごとを解決するためにどんなことができるか」グループで考え、発表しました。
日ごろ学校で行っている活動と結び付け、避難所で元気のない人に「声をかけよう」「ダンスしてあげよう」「一緒にあそんであげよう」など様々な考えるが出てきました。
実際の避難所でのこどもたちの様子を伝え、みんなで協力することや自分で考え行動することが大切なことを伝え、まとめました。
2019年6月15(土)長岡市内の子ども会行事で防災教室を行いました。
会場は与板バーベキュービール園!
こどもたちはみんなでバスに乗りやってきました。
70名弱の親子が集まり、牛乳パックでスプーンや、新聞紙食器、ツナ缶ランプを作りました。
また、ごはんを耐熱性のビニール袋で炊く方法を体験し、自分たちの作ったおいしいご飯にツナ缶ランプのツナ、そしておいしいバーベキューを一緒にいただきました。
ペットボトルと綿、小石などを使って水をろ過する方法を紹介し、実際に黒い水が透明になって出てくる様子に驚いていました。
飲み水には使えないけど、何か洗ったり、布に付けて机をふいたりもできるね、と話が盛り上がっていました。
楽しい子ども会行事の体験の中で、みんなわくわくしながらも、家族で「災害時の工夫」や「これだけは備えよう」等話がでていました。
参加された保護者の方からも、「中越地震後に長岡にきたから災害時の様子を聞けて良かった。」「こんなにおいしく炊けると思わなかった。他にどんなレシピがありますか?」と声をかけていただきました。
参加したみなさんありがとうございました!
2019年6月14日(金)14:50~15:20
新潟市立新津第二小学校にて、親子防災講座を行いました。
通学路や教室内の写真を使って、その場所で地震が起きたらどのような危険があるかをみんなで考えました。
自分の知っている場所の写真を映して
「地震が起きたらどこが危ない?」と問いかけると、
「家が崩れるー!」
「電柱が倒れて電線が切れるー!」
「窓ガラスが割れるー!」「本棚が倒れるー!」
と、たくさんの子ども達が手を挙げて発言をしてくれました。
地震の被害写真でイメージを膨らませ、自分が生活してる場所で地震が起きたら、様々な危険が潜んでいることに気付きました。
写真を見た後には、自分のいのちを守る行動として、「落ちてこない・倒れてこない・移動してこない」
3つのない場所でしゃがんで頭を守るということを保護者と共に学びました。
下校時には家族で通学路における地震発生時の危険箇所を確認しました。
新潟地震から55年、先日も新潟・山形地震が発生し、津波注意報が発生しています。
地震等の災害は、いつ起こるかだれにもわかりません。
家族で防災について、ほんの少し考えたり、話し合ったりしてみませんか。
新発田市内小学校が青少年宿泊施設あかたにの家で毎年行う防災キャンプが今年もはじまりました。
2019年6月11日(火)13:00~14:30
新発田市立東豊小学校第4学年78名があかたにの家で1日防災キャンプを行いました。
その中で、非常用持ち出しグッズを考える活動を担当させていただきました。
中越地震の被災体験談、こどもを連れて避難所に行った様子やライフラインが止まって困ったことなどをお話した後、グループでどんな防災グッズが必要か考えました。
自分が必要だと思うもの、他の人が必要だと思うものが違うことに気付きました。
災害時の話をした時は、「なんだか心配になってきた。」とつぶやく男の子。その心配を少しでも減らし、自分や家族の命を守るためにどんな準備が必要か考えよう!と伝えた後グループワークでも積極的に発言をしていました。
休憩後、講師の家の玄関に置いている、家族のだれでもすぐに持ち出せるカバンに何が入っているか紹介し、グループでも必要なものが違うんだから家族構成や年齢、性別によっても必要なものが違う事を確認しました。
家族それぞれどんなものが必要か、個人で書いている時、
「一緒には住んでいないけど、おばあちゃんのものも書いてよい?」
「おねえちゃんはぬいぐるみが大好きで、一緒に持って行きたいと思う」
と一人一人が真剣に家族のことを考えていました。
とても優しく、思いやりのある東豊小学校のみなさんでした。
家に帰ったら家族に自分が考えたものを伝えて、話し合いをすることを伝えて終了しました。
家族にみなさんの想いが伝わることを願っています。
2019年6月7日(金)14:20~15:10
新発田市立東中学校にて全校防災学習を行いました。
過去の地震災害による被害写真や映像を確認した後、地震発生時の危険箇所とその時どのように行動したら良いか、グループで考えました。
その後、東中学校も避難所になることを伝え、避難所の様子や課題についてお話しました。
大勢の人が避難してくる中で、身近な物を工夫して防災グッズを作る体験(新聞紙スリッパ作り)を行い、災害時の中学生の役割、中学生にできることを過去の災害事例から伝えまとめました。
先生方からも大変わかりやすい説明と、写真資料等があり、こどもたちが災害時のイメージを持って活動することができたとのお言葉もいただきました。ありがとうございました。
2019年5月28日(火)10:30~12:30
新潟大学教育学部附属長岡中学校第1学年を対象に地震災害から命を守るための行動を考える学習を行いました。
地震が起きた時の危険箇所やその時どのように行動するか、グループワークを行いながら学習しました。
それぞれのグループが別々の場所での危険箇所や行動を考え、発表を行いました。
場所によっては、無理だ・・どうしたらいいんだ・・・と
真剣に悩む姿がありました。
その後学習を進める中で、「命」を守るとはどういうことかに気付き、自分たちができる最善の行動を考えていました。
後半は、自分だけでなく家族全員の命を守るために日頃からできることを考えました。
◎家族の居場所を知っておく
◎集合場所を決めることで家族と会える可能性がある
◎自分が逃げたことを短時間で書けるメモを家族で相談し、決めておき、ドアに貼り付けて逃げる
◎近所の人と合流する。1人だとつらいけど、仲良くなっておくと安心できる。助け合える。
などの意見が出ました。
その瞬間の一歩が命を救う、という言葉が心に残っているという手紙をこどもたちからいただきました。
考えるだけでなく、行動すること。
自分だけでなく家族も守りたいという強い気持ちが、日ごろからできる行動に結びついていくことと思います。
ありがとうございました。
令和元年6月15日(土)13:20~14:20 新潟市立阿賀小学校にて、防災体験プログラムの中の煙体験を実施しました。
引き渡し訓練の前に、1~4年生に2種類の体験をしてもらいました。
①バケツリレー(講師:地域防災士4名)
②煙体験(講師:NPO法人ふるさと未来創造堂 坂谷辰巳)
1・2年生と3・4年生に分かれ、交互に体験してもらいました。煙体験では、まず煙についてお話をしました。
「煙ってあったかいよね」
「煙って上に行くんだよね」
「助かるには、どうしたら良いかな?」
子ども達からは、「しゃがむー」「ハンカチを口にあてるー」と次々に声があがりました。
なぜハンカチを鼻と口にあてるのか、なぜ低い姿勢で歩くのかを学び、順番に煙体験をしてもらいました。本当の火事を見つけた時には、【絶対に近づかない】【119番通報をする】事も学びました。
2019年5月17日(金)三条市立第四中学校の生き方講演会にて、
事務局長の中野雅嗣より、「君の小さなチャレンジが人の命を守る防災・減災になる」をテーマにお話しました。
夏日の中、みんな汗をかきながら一生懸命聞いてくれ、
災害時の話が出てくるとスッと空気が変わり、防災や減災に関する関心の高さが伺えました。
第四中学校のみなさんありがとうございました。
平成31年4月24日(水)、25日(木)
新発田市小学校防災キャンプの事前研修会を実施しました。
3年目となる、新発田市内全小学校が青少年宿泊施設「あかたにの家」で行う防災キャンプに向けての研修会。
まずは、群馬大学大学院理工学府の金井昌信教授より、全国の防災キャンプの実施状況とその課題、防災の教育効果の可能性についてお話いただきました。
その後は、サバイバルクッキングや、防災グッズ作り、毛布担架作り、ハザードマップを活用したグループワーク、足湯体験など、2日間に分けて体験しました。
また、今年は授業での導入やまとめに使うためのパワーポイントを各学校に配付し、先生方が好きにアレンジして使うことができます。
そのパワーポイントも使用しながら、当日のプログラムの様子を体験していただきました。
キャンプの計画作りや当日の指導の参考になっていたら幸いです。
今後も新発田市の防災教育を微力ながら応援していきたいと思います。
平成31年2月19日(火)13:45~15:20
新潟県立長岡聾学校にて、保護者のみなさんと一緒に防災学習を行いました。
まずは、生徒が体験活動をし、それを見ていた保護者も含め一緒に親子で考える活動を行いました。
平成30年1月の豪雪を振り返り、新潟で電車が立ち往生し、多くの人が10時間以上閉じ込められたことを伝え、体験活動です。
具体的な状況設定の中、電車から状況を知らせるアナウンスを講師がメガホンを使って実演。その中で、どのようにして、情報を手に入れたり、自分の状況を伝えるか、それぞれ考え、学校の緊急携帯電話にメールで伝えました。
実際に体験し、災害時には皆パニックになり、騒音で普段以上に音が聞き取りづらいことや口元が隠れてしまうと、読話ができないこと等を実感することができました。
その後、現在地や最低限の状況を伝える手段として、LINEの位置情報送信やステータスメッセージの使い方等を家族と体験。
次に家族での相談です。
自分と保護者の不安ごとを共有するお互いの知りたい・伝えたいが伝わる文書を考えました。お互いの心配事を付箋紙(子どもは黄色、親は水色)に書き出し、話し合いを行った後、「災害が起きた時、最初に伝える情報 我が家の◯箇条」について話し合いました。
日頃から家族と準備をしたり、話し合ったりしておくことの大切さを伝えました。
最後に防災士の丸山さんより、防災グッズの展示をしていただき、その中でも普段から持ち歩くと良いもの(小さなポーチに入れた防災グッズ。筆記用具等)を紹介していただきました。
こども防災未来会議2018~防災かべ新聞展示会~
<下越エリア会場>
新潟県庁ギャラリーにて、
平成31年1月25日(金)~2月13日(水)午前中
展示会を行っています。
入賞作品を展示しています。
みなさんぜひご覧ください。
平成31年1月10日(木)十日町市立中条小学校の避難訓練後の全校防災学習と煙体験を行いました。
火災がおこる原因は?火災で亡くなる人の原因は?
煙の何が危険なの?どうやって逃げたらいいの?
写真やイラスト、映像を見ながら、隣同士で考えたり、発表したりしながら20分程度学習を行いました。
火災を予防することが大切だということを改めて考えることができたようです。
映像を見て、コンセント、カセットコンロ、ストーブなど普段の生活の中で使っているものにも注意することを知りました。
その後、休憩時間で希望者に対し、煙体験を実施しました。
「すごい、上と下と全然煙がちがう!」
「見えない、これはあぶなすぎる!逃げれない!」と煙の怖さを実感していました。
平成30年12月18日(火)10:40~12:15
長岡市立福戸小学校にて、防災学習を行いました。
講師:中野明子
中越大震災時の体験について伝え、改めて「自分と家族の命を守るために」どう行動したら良いか考える活動を行いました。
3時間目「通学路と家の中の危険箇所を確認し、身の守り方を考える」
地域の写真や家の中の写真を使い、グループで活動を行いました。
最後に、通学路や家での危険箇所の視点、家具固定についての資料を配り、冬休み中に通学路や家の中の確認をすることにしました。
4時間目「家族と日頃からどんな準備・相談をしておくと良いか」
中越大震災の時に祖母と連絡が取れなくなったこと、備えがなく避難所に行き苦労した時のことを話しました。
地震は一回でおさまらない。
家族みんなが安全に避難所まで避難し、安心して避難生活を送るために、どんな準備や相談が必要かグループで話し合いました。
たくさん意見が出てきましたが、いきなり全部やることは難しい。
まずは「私が家族と相談したいことを一つ」考え、発表を行いました。
「避難場所だけでなく、どうやって避難するか(経路)考えておく」
「やっぱり、備えがないと、命が助かっても死んでしまうかもしれないから食べ物やグッズをそろえる」
「家族と相談して、事前に避難場所、連絡手段などを決めておくことが大切」
「地震が起きた時の約束。避難場所も一か所だと行けないかもしれない。2か所決めておいたほうが良い」
など、家族のことを想像し、一生懸命考えていました。
最後に、身近なものを工夫した防災グッズ(新聞紙スリッパ)を作り、終了しました。
終わった後も、授業内で紹介した、我が家の防災グッズ(すぐに持ち出すものだけリュックに入れたもの)を実際に持って重さを確認しにきた子もいました。
2時間という長い時間でしたが、最後まで元気に、積極的に活動を行っていた福戸小学校のみなさん、ありがとうございました。
平成30年12月15日(土)15:30~18:00
新潟市北区役所にて、北区防災士の会のみなさんの意見交換会を実施しました。
みなさんで、アンケートプリントを記入してもらいながら、今の自分にできることや、やってみたいことなどを話し合いました。
地域の実情やこれまでの活動の様子を紹介しながらのお話となり、他地域の活動の様子を知ることができ、活発な意見交換となりました。
また、平成31年1月19日(土)15:30~17:30
に第2回意見交換会を実施し、グループに分かれ話し合いを行い、北区防災士の会としての方向性ややりたいことが見えてきました。
今後も月1回程度みなさんとお話しながら、これからの活動をサポートさせていただきたいと思います。
平成30年11月19日(月)13:30~15:25
新潟市西蒲区役所にて、
巻地区まちづくり協議会内26地区自治会長と担当民生児童委員の55名と、各コミュニティ協議会から32名の合計87名の方の
研修会で講師を担当させていただきました。
「普段からの関りが、災害時に役立つ」
まずは、地域で独自に名簿の作成を行っている葉萱場自治会長の真島様、民生児童委員の若林様より事例を発表していただきました。
※事前に打合せを行い、発表内容を組み立てたり、スライドの作成をサポートさせていただきました。
中越地震後から、地域内で、毎年「世帯カード」を作成し、地域一帯で日頃からみんなが互いに気にかけ合い、見守ることができる取組です。
カードには、個人情報を配慮し、万が一紛失しても情報が漏れないように名前を記載していなかったりと工夫されています。
また、民生委員さんが日頃の訪問時に心がけていることや、地域行事について等、ご紹介いただき、大変勉強になりました。
その後、災害時の避難の実際の様子について紹介し、各自で災害が起きた時の不安や悩んでいることを付箋紙に書き出しました。
「そもそも災害が起きると思っている人がいない」「支援を必要とする人の把握からはじめないといけない」「実際に起きたら対応ができないのではないか」等様々な声がありました。
そして、地域ごとに(自治会長さんや民生児童委員さん一緒に)その不安や悩みを共有していただきました。
話しをする中で、「向こう三軒両隣の関係が大切」「民生員だけが抱えていた要支援者名簿について、まずは名簿に関する話し合いの機会が必要だ」という声があがっていました。
その後、まずどんなことからはじめたら良いのか、どのように名簿を作成しているか、町内行事を活用した日ごろからのつながりや中学生と一緒に活動している地域についてお話しました。
こども防災未来会議2018~防災かべ新聞展示会~
<上越エリア会場>
かしわざき市民活動センターまちからさんにて、
平成30年12月26日~平成31年1月14日午前中
展示会を行っています。
入賞作品及び、上越市立黒田小学校・柏崎市立北条小学校の作品合計19作品を展示しています。
みなさんぜひ、足をお運びください。
平成30年11月17日(土)9:00~15:00
和島公民館、与板公民館主催で
和島少年体験教室とジュニアチャレンジよいたJUCYとの交流会が開かれました。
50名近い子どもたちが集まりました。
地域の中には、小学校1校中学校1校しかなく、高校に入るまで同じメンバーで過ごします。
小学生のうちに、様々な人と出会い、コミュニケーションを取る楽しさを体験するとても楽しい企画です。
オリエンテーションでは、自己紹介ゲームや新聞紙を棒状に丸めて瞬間移動ゲームというゲームを行いました。
最初から大興奮でみんなで体を動かしました。
その後「チーム対抗!防災運動会」として、
「早さポイント」、「思いやりポイント」、「協力ポイント」の3つのポイントで競う運動会を実施しました。
・防災クイズラリー
・新聞紙スリッパ作り
(新聞紙を作り、きれいに入り口に並べよう)
・避難所の部屋作り対決
(安心して生活できるように工夫をしよう)
・災害食作り
(じゃがりこサラダ)
・メッセージカード交換
と、様々な体験を通して、みんなとても仲よくなりました。
お昼休憩中も、違う学校の子に「鬼ごっこ一緒にする?」と優しく声をかけている姿もありました。
防災についても学びながら、楽しく過ごすことができました。
またいつか会おうね、と声をかけ合っていたこどもたち。
参加したみなさんありがとうございました。
平成30年11月8日(木)9:30~11:30
新潟市立漆山小学校にて、雷・暴風・竜巻などから身を守るためにどうしたら良いかクロスロードを用いて学習を行いました。
クイズ形式で「雷」「暴風や竜巻」の前兆現象を学んだ後、
縦割り班のグループでホワイトボードに雷や暴風の怖さ(どんな時に危険か)や身の守り方を書き出し、発表を行いました。
そして、縦割り班(地域別)で、具体的な自分たちの地域のなかで状況設定を与え、その時、自分の身を守るためにどのように行動すればよいかを、YES・NOでそれぞれ答え、意見を共有し合いました。
それぞれの行動が一長一短なことを説明し、「雷や大風から身を守るために大切なこと」を地域班で話し合い、特に大切だと思うことベスト2を「地域班のおきて」にしました。
※クロスロードとは
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/torikumi/kth19005.html
カードを用いたゲーム形式による防災教育教材です。
ゲームの参加者は、カードに書かれた事例を自らの問題として考え、YESかNOかで自分の考えを示すとともに、参加者同士が意見交換を行いながら、ゲームを進めていくものです。
平成30年10月26日(金)14:00~15:30
小千谷市立千田小学校6年生を対象に災害食作りを行いました。
災害時に偏りがちな栄養を補うためにも、野菜スープやサラダも大切なことを伝え、災害食作りを行いました。
一つ一つの工程を、丁寧に確認しながらも、無駄なくスピーディに進めていく姿にとても驚きました。
また片付けの際に、試食時に使ったお弁当用カップもきれいに全員分重ね、ゴミの分別だけでなく、いかに小さく捨てやすくまとめるかを考えて片付けを行っていました。
その後10月29日に、ポトフを全員分作ってふるまったそうです。
節水しながらの調理や新聞紙を使った工夫など26日の体験を生かし、活動を行ったと校長先生よりご報告をいただきました。
「自分にできることを考え行動する」ということが、日ごろの学校生活で身についているんだなぁと感じました。
先生のこどもたちへの声掛けなど、スタッフも学ぶことが多い時間となりました。ありがとうございました。
平成30年11月5日(月)子育ての駅なかのしま「なかのんひろば」にて、
親子向けの防災教室を行いました。
長岡市あんしんしの避難所についての説明や、家庭の備えについてのお話、
そして元消防士による「身近なもので応急手当」「地震発生時の子どもと自分を守るママのポーズ」を実施しました。
家庭でどんなものを揃えておくとよいか、展示して見ていただきました。
「家庭での備えについて、なかなかタイミングがなくしてこなかった。
こんなに手軽に揃えられるのなら、準備してみようと思う。」
とママさんからの声がありました。
平成30年10月21日(日)関川村立関川中学校にて、
まち歩き防災マップ作りの学習を行いました。
この日関川村では、総合防災訓練があり、その日に合わせて関川中学校では防災学習を行いました。
地震、火事、土砂、洪水、防犯の5つをテーマに全校で学習を行ったあと、それぞれ自分たちの住む地域にバスや車で向かい、まち歩きを行いました。
関川村全体が関川中学校区のため、通学に40分かかる生徒もいます。
自宅の近隣で約40グループに分かれ、
地域の方や先生、保護者が一緒にグループに入り、地域のことを教えてもらいながら、まち歩きを行いました。
戻ってきたグループから、撮ってきた写真と気付いたことをマップにしていきました。
発表では、
「私たちの地域は避難所まで距離があるから、より早い避難行動が必要」
「土砂災害が起きる前に、廃校に学校が一番丈夫だからそこまで避難する」
「土砂災害警戒区域に挟まれていて、私たちの区域は孤立してしまう可能性がある。大雨の時は、取り残される人がいないように、早めに地域の人に声掛けをし、全員で避難する。」
などがありました。
地域の方と一緒に活動する中で、地域を知り、地域の一員として自分たちがどうするか、しっかりと考えていました。
後日、中学生はこのマップを小学生に発表するそうです。
今後も郷土に根差した防災学習を続けていく中で、私たちにできることがあれば、サポートさせていただきたいと思います。
防災かべ新聞の展示がはじまりました!
まずは中越地区会場です。
平成 30 年 11月 26 日(月)午後から平成30年12月21日(金)午前中まで
会場:フェニックス大手イースト スクエア
〒940-0062 長岡市大手通2丁目6番地 フェニックス大手イースト
展示作品:ご応募いただいた全62作品
その後上越エリア展示会です。
平成30年12月26日(水)から平成31年1月14日(月)まで
会場:かしわざき市民活動センターまちから
〒945-0066 柏崎市西本町三丁目2番8号
展示作品:入賞作品及び上越エリア校の作品
最後は、下越エリア展示会
平成 31 年 1月 25日(金)から平成30年2月13日(水)午前中まで
会場:新潟県庁2階西回廊ギャラリー
〒950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
展示作品:入賞作品(予定)
みなさま、ぜひご覧ください。
平成30年11月3日(土)長岡市山古志にある「子育ての駅やまっこ」にて、親子向け防災教室を行いました。
長岡市では、子育ての駅が災害時に「子育てあんしんの避難所」になります。
その説明と、中越大震災時の避難所に母子で避難した時の様子をお伝えしました。
実施に、その時に役立ったものが、今は100円均一でも売っていることを、実物を見せながら紹介しました。
買ってそろえるだけでなく、身近な物を工夫することも大切なことを伝え、お子さんと一緒に新聞紙スリッパ作りを行いました。
参加していただいたみなさまありがとうございました。
平成30年10月31日(水)新潟市立黒埼中学校にて、
避難訓練後の防災教室を行いました。
避難訓練後の校長先生のお話の後、20分程度、『洪水から自分の身を守ろう』というテーマで講演を行いました。
これまでの災害の写真資料を使い、洪水災害による被害の様子を確認し、洪水災害からの身の守り方を学習しました。
その後、グループでハザードマップを確認。
・地域の中で浸水する可能性のある場所や避難場所
・一時避難所の中には浸水する可能性がある場所もある 等
に気付くことができました。
具体的な状況設定の中で「災害が起きそうな時にどのように行動するか」をグループで考えた後、平成30年7月豪雨の様子から一人では逃げられない災害弱者について伝え、「自分も家族も全員が助かるために、今日から準備できること」をグループで考え、発表を行いました。
この度、4回目の開催となった「こども防災未来会議」の開催にあたり、今年は「クラウドファンディング」にチャレンジします。
キャンプファイヤーというサイトになります。
https://camp-fire.jp/projects/view/99435
「こども防災未来会議」をより多くの方に知っていただきたい。
皆さんの共感の思いで継続・発展していく新潟県の防災教育の祭典「こども防災未来会議」にステップアップしていきたい。
そう考えています。
私たちが挑戦する
「自然災害での犠牲者『0』を目指す
『郷土愛を深める防災教育まちづくり』への挑戦」を
応援してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
NPO法人ふるさと未来創造堂 一同
平成30年10月3日(水)14:30~16:00
新潟市白根北中学校にて、全校防災学習を行いました。
1.自分たちの住む白根地域を知る
平成23年新潟・福島豪雨災害等の写真を見て、洪水災害の被害を知り、この白根北中学区は、中之口川と信濃川に挟まれており、洪水災害が起こると広く浸水する可能性があることを確認
2.グループワーク①避難経路を考える
南区役所さんが準備してくださった学区のハザードマップを見て、どのようなことが読み取れるかグループで確認した後、グループ内全員の自宅のおおまかな場所をハザードマップで探し、浸水深と近くの避難場所を確認し、避難経路を考える
3.グループワーク②
グループで考えた避難場所や避難経路について数名から発表してもらい、平成16年7.13水害を体験した人の話(映像)を聞く。
人間の逃げられない心理について説明し、「自分や家族の命を守るためにどんなことが大切か」をグループで話し合い、数グループから発表を行いました。
最後に、災害から自分の命を守るためには災害が起こる前から命を守る行動について考え、備えることが重要であることを伝え、まとめました。
平成30年10月14日(日)新発田市立二葉小学校にて
PTA親子行事の中で防災講座を行いました。
近年の災害時の状況について親子で学びました。
その後、自分たちで備え、ないものは工夫し、家族や近所の人協力して災害を乗り越えることを伝え、親子混合チームでグループになりクイズ対決を行いました。
火事が起きたら…暗い中逃げる時は…給水車がきた…
そんな災害時の状況を伝え、それぞれどんなもが必要か、
各自持っている「持ち物カード」を使い、これが使えるんじゃないか?と親子で相談しながら選びました。
グループでそれぞれ持っているカードを出し合い、協力して乗り越える様子も見られました。
各問題、発表してもらいましたが、「発表してくれる人!」という問いかけに大勢の子が手を挙げてくれました。
自信をもって、積極的に発言する姿が素晴らしかったです。
発表後に実際の災害時の様子を伝えながら答え合わせを行い、正解している子たちから「いえ~い!」と元気な声があり、楽しみながら学ぶことができた様子でした。
毎年二葉小学校では、PTA行事の二葉フェスティバルで防災講座を行っています。
親子バンドを呼び、その家族から素敵な歌と被災体験を聞いた年、防災グッズ作りを行った年、非常用持ち出し品を家族と考えた年、等々
1年に1回家族で防災について考え、話す、そんな1日になっています。
これからも素敵な二葉小学校さんを応援していきたいと思います。
新潟市立葛塚中学校にて、防災講座を行いました。
平成30年10月2日(火)13:45~15:35
「避難所の運営」についてグループ活動をしながら学習しました。
実際の災害時の避難所の様子、避難所の開設・運営について伝え、避難所運営で必要になってくる役割や実際に起こった課題を題材に、グループで「避難所運営をする立場の人」として、どのように対応するかを考え、全体で発表を行いました。
そして、実際の避難所で課題に対しどのように対応したか、失敗例等を含めて紹介し、災害時の避難所でどのようなことが大切になるのかを伝えました。
一人一人が避難所の運営をする人として大切だと思うことをグループで共有し、災害時の避難所で、「私たちが大切にすること(視点・気持ち等)」「そのために私たちにできること」をグループで話し合い、ボードにまとめました。
その後、平成30年10月13日(土)
葛塚東小学校区防災会と新潟市葛塚中学校主催の合同避難訓練
地域の方が中学校へ避難してこられた後、地域の班で、消火器や段ボールベッド、応急手当、炊き出し、等の訓練を行いました。
その時、地域の方を誘導したり、体験活動のサポートを中学生が行いました。
最初は戸惑っている様子もありましたが、地域の方に声をかけたり、率先して訓練の準備を行っていました。
当法人事務局長の中野雅嗣より「自主防災会結成の必要性と学校と連携する必要性」というテーマで講話も行いました。
自然災害から人の命が守られる社会を目指し、
わくわくする「防災教育」をきっかけに、
よりよい未来を創る地域一体での
共育社会の再建・創造を目指します。
〒940-0034 新潟県長岡市福住3-4-39
Tel: 0258-94-6119
Fax: 0258-94-4582
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