見附市立葛巻小学校の令和2年度防災学習をサポートしました。
春に総合学習の流れについて先生と打合せを行い、担当する内容を決めていきました。
まずは、以前もブログに掲載しましたが、7、8月に長岡市栃尾にある「ふるさと交流広場」にて、ペットボトルで救助道具作りと実際に川に入り浮いて待ての体験を行いました。
そして、8月29日、30日は「くずまき防災サバイバル」として、2日間様々な体験活動を行いました。
◎1日目
・洪水災害の学習
消防士さん(保護者)から災害時の様子や救助について、写真を見せていただきながらお話を聞いたり、7.13水害を体験した人の映像を見たりして洪水災害について知りました。
・避難所の学習
避難所の写真や体験談を聞き、避難所の困りごとはどんなことがあるかグループで考えた後、「生活ルール班」「物資班」「環境デザイン班」に分かれ、避難生活を乗り切るために必要なことを考え、実際に体育館を避難所として準備を行いました。
◎2日目
・防災体験
午前3つ、午後3つの体験コーナーをグループで順番に体験しました。
運営は私たちだけでなく、サポーター(長岡市防災士)丸山隆さん、保護者のみなさまにと一緒に行いました。
消防士さんのロープ体験や毛布担架搬送体験、防災士の丸山さんと段ボールグッズ(パーテーションや椅子など)作りや防災グッズの展示・ペットボトルランタン作り、サバイバルクッキングで全員分のアルファ化米おにぎりを作る体験など、盛りだくさん!!
保護者のみなさまが各コーナーでサポートしながら、楽しみながら体験を行いました。
1日目にグループに分かれ、避難所での自分の役割や全体でのルールを考えたことで、「協力する」「おもいやりを持ち声かけする」「自分のできることを自主的に行う」という気持ちが行動に表れていたと感じました。
その後、当法人主催のこども防災未来会議やイザ!カエルキャラバンにも参加し、学んだことを他の人に伝え、積極的に活動していました。
総合学習「川・いのち・つなぐ~守る自然といのち つなぐまちの未来~」の通り、今後も4年生のみなさんが防災だけでなく、地域を大切に未来を切り拓いていく姿が目に浮かびます。