2020年9月25日(金)9:30 ~ 11:30
新発田市立藤塚小学校にて、第4学年の児童26名を対象に防災講座を行いました。
➀津波災害から自分の身を守ろう
(新潟県防災教育プログラム 津波災害編)
過去の津波による被害の様子や、津波の危険・避難場所を伝える標識の写真等を見て、身の守り方・命を守る避難行動について学びました。津波は地震発生後に起こることを確認し、地震による被害写真から屋内外の危険個所を伝えました。
その後、1グループ4~5人に分かれ、藤塚浜防災マップを使った活動スタート。地図上で避難場所と自分の家の場所を探して印をつけ、家から近い避難場所までの安全な避難経路を考え、最後に発表をしてもらいました。
家族も含め津波から全員が命を守るためには、自分たちが知っているだけではなく「日頃から家族と話し合う・準備する・確認する」ことが大切だということを伝えました。
②避難所生活の困りごとを知り、解決策を考えよう
災害時の避難所の様子を写真で見て、ライフラインが使えない状況での避難生活では、どのような不安や困りごとがあるのか、解決するためにはどうしたらよいかをグループで考えてみました。
配布した用紙に「不安なこと」と「解決策」をめいっぱい書き込んでいて、みんな真剣に考えて意見を出し合っている姿が見られました。
各グループから発表してもらった一部を紹介します
<不安なこと> → <解決策>
・ゲームができない → 充電しておく
・お風呂に入れなそう → 体拭きシートで拭く
・ゴミがでると車(収集車)で運んでもらえないからゴミがたまってクサくなりそう → 誰も入らない部屋に置いて ゴミを置きに入るときも工夫して入らないといけない
最後に避難所で活躍していた小中学生の姿を紹介し、自分の命を守った後は「皆で協力する・工夫する・自分で考えて行動すること」の大切さを伝えて終了しました。