7月18日(木)14:05~15:55
「新潟市西蒲区防災キャンプ事業」として、新潟市立潟東中学校にて、避難所運営ゲームHUGを活用した防災学習を行いました。
1年生46名が10グループに分かれ、避難所を運営する立場を模擬体験しました。
避難者カードやイベントカードが次々に読み上げられ、
それぞれに合った対応を考えたり、迅速な判断をすることの大変さを感じながら一生懸命考えていました。
「猫なら、ウサギ小屋に一緒に入れても大丈夫かな」「病気やケガの人は、保健室で休んでもらおう」
「通路を作ると、みんなが楽に動けるね」「毛布が届いたけれど、全員分は無いから、とりあえず器具庫に保管しておこう」
「タバコはプールの近くで吸ってもらおう。誰も行かない場所だから、他の人の迷惑にならないよね」
など、たくさんの意見を出し合っていました。
体験後には、気づいたことや、避難所で大切だと思った事を模造紙に書き、グループ内で発表し合いました。
「避難所の環境を整えることが難しかった」
「1つ1つ対応していくのはとても難しいし、大変」
「自分が思っているより、素早く行動が出来なかったけど、そこに気づけて良かった」
「1人だけだと無理でも、協力してやると無理なことが出来るようになる」
「協力」「助け合い」「判断力」「ゆずり合い」「思いやり」「我慢」「リーダーシップ」
みんなが大切だと思ったワードもたくさん出てきました。
そして、「避難所で私たちにできること」を考え、具体的に理由も書いてもらいました。
・中学校が避難所になったら、学校の中を良く知っているのは私たち。だから「案内係」になる!
・みんなで協力して、お互いに支え合う。話を聞く。
・協力、普段からの挨拶。
・避難所をよくわかっているから、困っていたりパニックになっている人がいたら、その人を助けたり、解決したりする。
等、たくさんの意見が出ていました。
地域の一員として、積極的に活動する潟東中学校の一年生の姿を見ることができました。