平成30年11月19日(月)13:30~15:25
新潟市西蒲区役所にて、
巻地区まちづくり協議会内26地区自治会長と担当民生児童委員の55名と、各コミュニティ協議会から32名の合計87名の方の
研修会で講師を担当させていただきました。
「普段からの関りが、災害時に役立つ」
まずは、地域で独自に名簿の作成を行っている葉萱場自治会長の真島様、民生児童委員の若林様より事例を発表していただきました。
※事前に打合せを行い、発表内容を組み立てたり、スライドの作成をサポートさせていただきました。
中越地震後から、地域内で、毎年「世帯カード」を作成し、地域一帯で日頃からみんなが互いに気にかけ合い、見守ることができる取組です。
カードには、個人情報を配慮し、万が一紛失しても情報が漏れないように名前を記載していなかったりと工夫されています。
また、民生委員さんが日頃の訪問時に心がけていることや、地域行事について等、ご紹介いただき、大変勉強になりました。
その後、災害時の避難の実際の様子について紹介し、各自で災害が起きた時の不安や悩んでいることを付箋紙に書き出しました。
「そもそも災害が起きると思っている人がいない」「支援を必要とする人の把握からはじめないといけない」「実際に起きたら対応ができないのではないか」等様々な声がありました。
そして、地域ごとに(自治会長さんや民生児童委員さん一緒に)その不安や悩みを共有していただきました。
話しをする中で、「向こう三軒両隣の関係が大切」「民生員だけが抱えていた要支援者名簿について、まずは名簿に関する話し合いの機会が必要だ」という声があがっていました。
その後、まずどんなことからはじめたら良いのか、どのように名簿を作成しているか、町内行事を活用した日ごろからのつながりや中学生と一緒に活動している地域についてお話しました。