平成30年9月23日(日)新潟県少年自然の家にて、
9:00~11:30の親子防災講座を担当させていただきました。
前日から1泊2日で「自然の家で防災キャンプ!」という事で、県内の小学生とその保護者が参加していました。
1日目は、避難所体験や救助艇乗船体験などを体験
2日目の、
「洪⽔災害から⾃分と家族、⼤切な⼈の命を守ろう︕
〜 早めの避難をするために⼤切なこと〜」を担当しました。
◯洪水災害について知り、自分の命を守る
まずは、過去の洪水災害の被害写真を見たり、被災された方のお話(映像)を聞きながら、洪水災害について学びました。
そして宿泊施設ならではの体験を行いました。
①雨風の中、傘をさしての避難は危険なことを確認し、ビニール袋で雨がっぱを親子で作る。
②浴室に移動し、作った雨がっぱを着用して、実際に濡れないかを体験。
③浴室に重りを沈めて底が見えない状態で、浸水中の避難の危険性を体験。
「下が見えないと本当にこわい!」と掃除道具を杖代わりに、足元を確認しながら歩きました。
体験後、洪水災害で命を亡くす人の多くが逃げ遅れなことを伝え、逃げられない人の心や諦めて逃げようとしない人もいることを実際のお話を交えて伝えました。
そして、大雨が降っている時、家族全員が助かる「早めの避難」をできるようにするために、どうすればよいかを話し合う、家族防災会議を行いました。
体験を行いながら楽しく学ぶことができました。
この経験を生かして、家族みんなで洪水災害から命を守ってもらいたいと思います。
参加してくださったみなさまありがとうございました。