平成30年9月18日(火)新潟市立臼井小学校・中学校の合同防災教室を行いました。
13:30~14:40 臼井小学校全校児童とその保護者で、
災害時の食について知り、試食を体験を通し、食べることの大切さを学ぶ学習を行いました。
大きな災害が起こると電気・ガス・水道が使えなくなることを伝え、様々な困ることの中から食事が作れなくなることに着目させ、災害に備えた非常食を紹介しました。
グループに1食分のレスキューフーズを配り、作り方を説明しながら、準備(加温)をし、加温している間に、学年ごとに災害時の食を切り口とした体験や話し合い活動を行いました。
例)
<中学年>
・カンパンやアルファ化米等の災害時の食を食べ比べて、感想や気付きを共有する。
・1月頃の寒い時期に災害が起きた。避難所にいる人はどのような食事を食べたいか考えさせる。
・温かい食事の持つ力(お腹を満たす以外の食の力)について考える。
学年ごとの話し合いの後は、レスキューフーズの試食をしました。
高学年感想より
「非常食を食べていても栄養バランスがくずれるので、野菜などを一緒に食べるといいことが分かった。班のみんなで協力して作るのが楽しかったです。リーダーはとてもがんばったと思います。新潟の会社がレスキューフーズを開発したことにおどろきました。私も災害に備えて非常食を家で用意しようと思いました。学校で非常食を体験できてよかったです。」
小学校の講座の後は、小学校4~6年生と中学生の合同防災講座を14:50~15:50で行いました。
小・中学生が同じグループで災害時の食と福祉について学び、困っている人のために小・中学生が協力してできることを考える活動をしました。
衣・食・住の意味を紹介し、災害が起きた後の避難所生活で、安心・健康に生活をするために最低限必要なものはどれか確認。
「全ての人が安心・健康な避難所生活をすごせるように何ができるだろうか?」という学習を行うことを伝えました。
そして、具体的な状況を伝え、グループワークと発表を行いました。
最後は車いす体験です。
南区社会福祉協議会さんより車椅子の操作方法のポイントを伝えていただきました。
グループで、中学生が見本を見せ、その後、小学生は中学生から操作方法を教わりました。
以下、グループワークのえんたくん抜粋です。