平成30年9月11日(火)青少年宿泊施設あかたにの家にて、
新発田市立七葉小学校第4学年28名が一泊二日の防災キャンプを行いました。
講師:ふるさと未来創造堂 中野雅嗣
1日目夜の活動「避難所のついて学ぼう」を担当しました。
避難所生活の様子、避難所ではみんなが協力して助け合うことの大切さを伝えた後、カードを使って食糧を分け合う体験を行いました。
家族カードと食料カードをそれぞれ一枚ずつ配り、グループで人数やどんな人がいるか、どんな食料や道具があるかを確認した後、各グループでどうやって分けるかを考えました。
「あとから来るっていっている人の分も考えてあげないといけないと思う」「まずは、ずっと食べていない人にあげたらいい」
「〇〇ちゃんの弟の〇くんがもしお腹すいていたらって考えたら、先にあげた方がいいと思う」「それだったら、おばあさんとかだってそうじゃない?」など、状況を思い浮かべながら、自分のことだけじゃなく、色んな人の気持ちや状況をふまえて相談をしていました。
最後に、実際の避難所でどうだったかを伝え、それぞれ避難所で違う判断をしていた。
避難所では、「思いやりとゆずり合いが大切」「自分の家でしっかり準備することが大切」なことを伝えまとめました。
そして、「足湯体験」を翌日行うことになっていたため、足湯のやり方を説明しました。
避難所で行われる足湯は、ただ単にリラックスするだけでなく、足をお湯につけてもらい、ハンドマッサージをしながらお話を聞く。
そうすることで、避難者の溜め込んでいる気持ちを聞くことができたり、体調の変化に気付いたりと様々な効果があることを伝え、夜の活動は終了しました。