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6月18日(土)新潟市北区で新潟地震のシンポジウムが行われました。
地域の方が集まり、避難所運営ワークショップを行い、物資仕分けの大変さを体験していただきました。ダンボールに見立てた封筒には様々な物資が入っていて、仕分け・在庫管理と、とても大変でした。
「送るときは1つの段ボールに一種類が良いね」「外側に何が入ってるか書いておこう」「指示を出す人が大切だね」などの声があがり、実際にどんどんトラックで届いていた避難所の様子にみなさんびっくりしていました。
そこから自分たちにできることを考えたり、避難所の様子を紹介し、避難所生活での食事の大切さについて考えました。
最後に「少しでも日常に近づけることで安心感がうまれるね」と話されていた方がいらっしゃいました。
講座をきっかけに地域の様々な分野で活躍する人が出会い、つながりができたという事が今後につながるよい機会になったのだと感じました。
ひとりではできないことも、たくさんの力が集まればできることも増える。
はじめて会う方々が共通の課題に対して、グループで話し合いや発表を行い、最後には笑顔で「またよろしくお願いします」と終了しました。
このつながりが、いざという時に助け合い地域の力を強くする。
これから北区がどんどん防災力・地域力を高めていくのだと感じる1日でした。